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損保ジャパン大学で学んで異動を実現した堤愛海さん

損保ジャパン大学で学んで異動を実現した堤愛海さん

社員の幸せや働きがいを会社の成長の原動力にすることを掲げ、「人的資本経営」に本腰を入れる損害保険ジャパン。同社がコロナ禍で始めた「損保ジャパン大学」は設立から3年で、参加者が社員の9割以上にあたる2万人を超えた。

2022年10月からは8学部をそろえたゼミナールにアドバンストコースも新設するなどプログラムも進化している。その概要を紹介した前編「7つのチカラ学ぶ損保ジャパン大学 社員の幸せ追求」に続き、後編では昨年ゼミナールで学んだ同社マーケティング部の堤愛海さんに学びのビフォー・アフターを聞いた。

――入社9年目とのことですが、これまでどのような部署で働かれてきたのですか。

堤:2014年に入社してから8年間、今年の春までずっと保険金サービス部門に所属していました。事故の受付から損害の確認、事故の相手方との交渉、保険金のお支払いまでを担当する事故対応の最前線の仕事です。

――ではマーケティング部には異動したばかり?

堤:はい。昨年下期に損保ジャパン大学のマーケティング学部のゼミを受講し、それをきっかけにマーケティング部への異動希望を出し、実現しました。

――学ぼうと思ったきっかけは?

堤:SOMPOホールディングスではグループ全体として、社員一人ひとりが個人としてどうありたいかを「MYパーパス」として掘り下げるという取り組みをおこなっているんですが、私のMYパーパスは「新しいことにチャレンジし、いろいろなことを学んだり人との出会いを通して成長しながら、人生を豊かにしていく」ことでした。

ただ、日常の業務が忙しくてなかなか学べる機会がなくモヤモヤしていた時に、損保ジャパン大学にいろいろなプログラムがあることを知り、興味を持ちました。

――なぜ、マーケティング学部を選んだのですか。

堤:昨年までお客さまと直接接点を持つ部署にいて、CX(顧客体験価値)の向上に関心があったというのが一番の理由です。

マーケティング学部で学ぶ前は、保険金サービス部門の統括部署とマーケティング部が社員に向けて開いていた「CX向上研修」や、マーケティング部がつくったSOMPO LIVEのコンテンツを試聴したりしていました。SOMPO LIVEは、オンラインで誰もが参加でき、現場で役立つ知識や体験を共有できる損保ジャパン大学のプログラムのことです。

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