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スマートフォン(以下、スマホ)を使っていて不満やストレスを感じることはありませんか。そんなときは初期設定を見直してみましょう。少しの工夫で、バッテリーが長持ちしたり、煩わしい通知が減ったりします。整備士がレーシングカーをチューニングして最高の状態に整えるように、あなたもスマホを自分仕様に変え、最高の1台に仕立ててみませんか。具体的なポイントを11回にわたって徹底解説します。

◇  ◇  ◇

生活に欠かせないスマホ。だからこそ気になるのがバッテリー残量だ。日ごろから無駄に電力を消費しないように気を付けたい(図1)。

図1 バッテリーの消費電力は、画面が明るければ明るいほど大きくなる。まずは明るさ調整が先決。さらに画面が消灯するまでの時間を短くするのも効果的だ。OS標準の省電力モード(メーカーの独自機能もある)を利用したり、あえて5Gをオフにしたりする手段もある

図1 バッテリーの消費電力は、画面が明るければ明るいほど大きくなる。まずは明るさ調整が先決。さらに画面が消灯するまでの時間を短くするのも効果的だ。OS標準の省電力モード(メーカーの独自機能もある)を利用したり、あえて5Gをオフにしたりする手段もある

さっそく、消費電力を節約する方法を見ていこう。電力に限らずAndroidスマホの設定変更は、「設定」画面から実行する(図2)。「設定」を開いたら、まずは「ディスプレイ」で無駄に画面を明るくしないように調整する。ポイントは「明るさの自動調節」と「明るさのレベル」の2つ(図3)。前者の自動調整機能をオンにした後、「明るさのレベル」のスライダーを左に動かして適度なレベルまで明るさを抑える。

図2 Android OSの初期設定は、メニューにある「設定」から変更する。開き方はメーカーや機種によって異なるが、グーグル純正の「Pixel」シリーズは、ホーム画面を上へスワイプ(1)。開いたアプリの一覧で「設定」をタップすると、設定画面が開く(2、3)

図2 Android OSの初期設定は、メニューにある「設定」から変更する。開き方はメーカーや機種によって異なるが、グーグル純正の「Pixel」シリーズは、ホーム画面を上へスワイプ(1)。開いたアプリの一覧で「設定」をタップすると、設定画面が開く(2、3)

図3 画面の輝度は見やすさとのバランスが重要。そこで図2で開いた設定から「ディスプレイ」へ進み、「明るさの自動調節」をオンにする(1)。続いて「明るさのレベル」のスライダーを動かし、自分が見やすい明るさに設定(2、3)。すると、この明るさが基準となり、周りの状況に応じてベストな輝度に調整される

図3 画面の輝度は見やすさとのバランスが重要。そこで図2で開いた設定から「ディスプレイ」へ進み、「明るさの自動調節」をオンにする(1)。続いて「明るさのレベル」のスライダーを動かし、自分が見やすい明るさに設定(2、3)。すると、この明るさが基準となり、周りの状況に応じてベストな輝度に調整される

次は画面の消灯時間(オフになるまでの時間)だ。設定で最短の15秒に変更できる。消灯時間が短いと、ウェブページなどを読んでいる最中に画面が消える心配をするかもしれないが、「スクリーンアテンション」機能をオンにすれば、画面を見ている間はオフにならないので安心だ(図4)。

図4 画面の消灯時間は短いほうがよい。ただし、短かすぎるとウェブページなどを読み終わる前に画面がオフになる。この問題を解決するのが「画面消灯」設定(図3上参照)の「スクリーンアテンション」(1)。この機能を使えば、最短の15 秒にしても(2)、画面を見ている間は画面がオフにならない

図4 画面の消灯時間は短いほうがよい。ただし、短かすぎるとウェブページなどを読み終わる前に画面がオフになる。この問題を解決するのが「画面消灯」設定(図3上参照)の「スクリーンアテンション」(1)。この機能を使えば、最短の15 秒にしても(2)、画面を見ている間は画面がオフにならない

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