日経PC21

4製品の違いを具体的に見ていこう。まずは印刷コスト。図2の通り、印刷コストは大容量インク型(ギガタンク)の2台が激安だ。特にA4文書はカラーで1枚1円、モノクロなら0.5円以下となり、カートリッジ型の定番機TS8530の8分の1から12分の1程度で済む。一方、XK100はA4カラーで3.9円、A4モノクロで1.5円と健闘している。印刷枚数が多くなければXK100という選択もアリだ。印刷可能枚数は大容量インク型の2台が圧倒的に多い(図3)。

図2 印刷コストを見ると、大容量インク型(ギガタンク)の2製品がA4カラー文書で1枚1円と激安。TS8530との比較だと、12分の1以下という大差だ。XK100はカートリッジ型ながら1枚3.9円と健闘(いずれもメーカー公称値、以下同)
図3 印刷可能枚数も大容量インク型が優秀。ビジネス向けということもあり、各色1本分のインクで6000枚以上も印刷できるという

エプソンの場合も同じだったが、カートリッジ型の利点は印刷速度にある。なかでも写真印刷は差がつくポイントだ(図4)。文書の印刷では、写真ほどの差はない(図5)。そのため写真印刷を重視するかどうかが、どちらのタイプを選ぶかの決め手となる。

図4 L判のカラー写真1枚当たりの印刷時間。カートリッジ型が、大容量インク型よりも2倍以上高速だ。写真印刷が多いならカートリッジ型がお薦めといえる
図5 A4文書の印刷速度。1分間で何枚印刷できるか(ipm)を示している。ほぼ横並びだが、カラーもモノクロもカートリッジ型のほうが若干速い