4製品の違いを具体的に見ていこう。まずは印刷コスト。図2の通り、印刷コストは大容量インク型(ギガタンク)の2台が激安だ。特にA4文書はカラーで1枚1円、モノクロなら0.5円以下となり、カートリッジ型の定番機TS8530の8分の1から12分の1程度で済む。一方、XK100はA4カラーで3.9円、A4モノクロで1.5円と健闘している。印刷枚数が多くなければXK100という選択もアリだ。印刷可能枚数は大容量インク型の2台が圧倒的に多い(図3)。


エプソンの場合も同じだったが、カートリッジ型の利点は印刷速度にある。なかでも写真印刷は差がつくポイントだ(図4)。文書の印刷では、写真ほどの差はない(図5)。そのため写真印刷を重視するかどうかが、どちらのタイプを選ぶかの決め手となる。

