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プリンター複合機のラインアップに「大容量インク型」が増えています。「カートリッジ型」と違い、ボトルからインクを補充して使うタイプです。インク代の節約が売りですが、実際のコスパや使い勝手はどうなのか、4回にわたって徹底解説します。

◇    ◇    ◇

家庭向けプリンターというと、かつては写真や年賀状の印刷が一番の用途だった。だが近年は、ニーズが変わってきた。要因の1つはスマートフォンの普及。スマホで写真を撮影・閲覧することが一般化し、写真の印刷機会は激減した。もう1つは新型コロナの影響。在宅勤務中に自宅で仕事の文書を印刷する機会が増加。学校がオンラインで配布するプリントを印刷して子供が自宅学習するようなケースも出てきた。

そこで本特集では、新たなニーズに対応した今どきのプリンター選びを考えてみたい。注目株は「大容量インク型」の製品だ。日常的に文書を印刷するようになると、インク代が悩みの種となる。一般的な「カートリッジ型」のプリンターでは、目に見えてインクが減るので、インク交換のコストも手間もばかにならないためだ。

この不満を解消するため、各社がプッシュしているのが大容量インク型(図1(1))。インク代の節約、さらにインク交換の頻度も抑えられるので、仕事メインならこれがイチ推しとなる。

また、「印刷頻度は少ないが、ないと困る」という人に人気なのが1万円前後の低価格プリンター(図1(2))。印刷コストが高く、写真だと印刷に時間がかかるという欠点はあるが、導入のしやすさを重視するならお薦めだ。

スマホで撮った写真を印刷したいという場合も、最新機種なら直接印刷が可能。この機能に対応していない古い機種を利用中なら、買い替える動機になるだろう(図1(3))。

図1 注目は「大容量インク型」のプリンター複合機(1)。高価なインク代を抑えられ、すぐにインクが切れる不安も解消できる。文書の印刷が増えている人には、強くお薦めしたい。枚数は少ないが、家で印刷したいという人は1万円前後の低価格機も狙い目だ(2)。このほか機能面では、スマホからの印刷や操作がしやすい製品が増えている(3)

図1 注目は「大容量インク型」のプリンター複合機(1)。高価なインク代を抑えられ、すぐにインクが切れる不安も解消できる。文書の印刷が増えている人には、強くお薦めしたい。枚数は少ないが、家で印刷したいという人は1万円前後の低価格機も狙い目だ(2)。このほか機能面では、スマホからの印刷や操作がしやすい製品が増えている(3)

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