【Q9】汗っかきでジャケットが臭くならないか心配です
【A】着用後すぐに脇下の汗をぬれタオルでもみ取りましょう
ジャケットの脇シミや匂い対策はスピードが命! 汗が乾いてしまう前に、広げる→もみ込む→消臭スプレーの順番でしっかりとケアをしよう。ちなみに、スプレーをかけた後は、しっかりと肩の形に合ったハンガーにかけて、風通しのいい場所で乾燥させることも重要だ。

(1)片手で持ち脇下からアームホールを広げる (2)脇下を握ってもみ込む (3)仕上げに消臭スプレーを全体にかける
【Q10】ジャケットの肘内側にシワがついて取れません
【A】巻きタオルを使って伸ばしましょう
最近、利き手の肘内側にシワが強くついている……という方が多い。これはスマホを触る際につくシワだ。下の手順に沿って日々のケアを心掛けよう。アイロンのスチームでももちろん可だが、スチーマーを使うとケアしやすく、失敗のリスクも少ないのでおすすめだ。

(1)丸めたタオルを用意 (2)袖口からタオルを入れる (3)両手で袖を固定する (4) 内側のシームからアイロンをかける
【Q11】ジャケットに合わせるシャツはどんな襟型が良いでしょうか?
【A】ノータイなど着用シーンや着方に合った襟型のシャツを選びましょう
着用シーンやコーディネートで大きく変わる襟型選び。下のドレス⇔カジュアルの表をしっかりと理解し、着分けられるようにしておこう。全て覚えるのはおっくうな方は、襟の広がる角度が狭い&襟の長さが長い襟型がよりドレッシーだと心得よう。
シャツの襟型が表す胸元の印象を心得よう
タイドアップドレッシー → ノータイカジュアル
<タブ>タイドアップ専用の襟型、クラシックな印象に

<レギュラー>正統なスーツスタイルに合う基本の襟型

<セミワイド>タイの収まりがよく最も一般的な襟型

<ワイド>ノータイ~タイドアップまで汎用性が高く快活な印象

<ボタンダウン>元来スポーティーな襟型ゆえに、寛いだ印象に

<カッタウェイ>台襟がない場合も多くノータイ向けの襟型

<イタリアン>第一ボタンが低く開襟の装いに◎

※表示価格は税込みです。
撮影=熊澤 透〈人物〉、伏見早織、武蔵俊介〈静物〉 スタイリング=四方章敬 ヘアメイク=MASAYUKI(The VOICE)、古川 純 構成・文=小曽根広光、撮影協力=EAT PLAY WORKS、バックグラウンズ ファクトリー
[MEN’S EX Spring 2022の記事を再構成]
=この項おわり

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