【Q3】ジャケットに合わせるパンツ丈はどれぐらいの長さがいいですか?
【A】足の上でたるまずにストンと落ちるぐらいが◎
スーツよりもジャケットの着丈が短くなっている分、パンツもやや短めのハーフクッション~ノークッションを意識するとよい。長すぎて足元にたるみが出るとやぼったく見えるので、その際は裾上げしよう。


(左)デニムの裾のたまりにも注意! (右)スニーカーに合わせるパンツは甲にギリギリかからないぐらいがベスト
【Q4】ジャケットに合わせるベルトはスーツ用でも大丈夫ですか?
【A】メッシュベルトなどカジュアル感のあるものを選びましょう
スーツ着用時のベルトなど、光沢のある革のベルトをジャケパンで着用すると、かしこまりすぎて見える場合も。メッシュベルトなど程よくカジュアルなものを選ぼう。

【Q5】スーツに合わせるアイテムをジャケットに合わせても良いですか?
【A】ドレッシーすぎるアイテムはちぐはぐになる可能性もあるので注意
ポイントはフォーマル度をコーディネート全体でそろえること。面積が大きいジャケットを中心に、ドレス⇔カジュアルの中で程よいものを選ぼう。ちなみに、ジャケパンの際の足元は、外羽根靴やローファーがおすすめだ。

(左)フォーマルなシルクタイ (中)正統すぎるドレス靴 (右)カジュアルJKにブロードシャツ
【Q6】ブレザーの金ボタンと銀ボタンでは見た目の印象がどう変わりますか?
【A】金ボタンは“王道”、銀ボタンは“モダン”な印象で着られます
王道の金ボタンはトラッドの印象が強いため、ドレッシーなスラックスを合わせると畏まりすぎて見えることも。あえてデニムなどと合わせてバランスをとるとこなれて見える。銀ボタンはモダンに見えるためスラックスとの定番の合わせも◎。

【Q7】同じ紺ブレでも着用シーンや目的によって選び方は変わりますか?
【A】着る目的にマッチしたディテールのものを選びましょう
仕事でよりドレッシーに着るなら
スーツのようにラペルのステッチが縁に近い紺ブレ(下)は、洗練された印象。都会的に見えるため、ビジネスシーンでの着用にマッチする。
・ポケットがパッチでない ・ラペルのステッチが端に近い

休日でよりカジュアルに着るなら
下のように、ラペルの内側に縫われた細やかなミシンステッチはスポーティーな印象。フランクに着こなして大人の休日着として楽しむとよいだろう。
・ポケットがパッチタイプ ・ラペルのステッチが内側に深い

【Q8】6ボタンと4ボタンのブレザーでは着こなし方の違いはありますか?
【A】6つボタンは“ドレッシー”、4つボタンは“フランク”な着こなしが好相性です
下のように、6つボタンはタイドアップなどのクラシックな着こなしと好相性。Vゾーンが狭くなるため柄の大きなネクタイ選びも◎。逆に、寛いだ印象の4つボタンは、ニットやバンドカラーシャツなど、ニューノーマルな装いを心掛けてコーディネートを考えるとよいだろう。


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