日経ウーマン

Aが多かった人

自分より相手優先の気遣いタイプ

○どんな特徴がある?

他人の評価が気になり結果、振り回される

自分がどう思われているかが気になって相手の気持ちを優先し、結果的に振り回されることも。これだけ気を使っているのだからという気持ちが、相手への依存や欲求につながりやすく、自分と相手の境界線が曖昧になってつらくなる傾向がある。

○聞き疲れを防ぐには?

自分の思いをないがしろにせず、「私はどうしたい」を意識

周囲の視線が気になって相手の気持ちを優先するため、気持ちを押し殺したり、自分の思いを把握しづらくなる。「自分と向き合う時間をつくって、私は何が好きなのか、どうしたいのか、どう思っているのかと考える習慣を。日記に書き出してもOK」。

Bが多かった人

自分がなんとかしなきゃ!のリーダータイプ

○どんな特徴がある?

「なんとかしなければ」「○○すべき」論で語る

「なんとかしなくちゃ」という使命感や、「○○すべき」という固定観念が強い。お節介な傾向があり、信念や価値観を押し付けて相手を無意識にコントロールしようとすることも。うまくいかないと、腹立たしさや無力感でつらくなって自滅しがち。

○聞き疲れを防ぐには?

「アドバイスしなきゃ」というしんどさを手放そう

「○○すべき」とアドバイスしても、結局、相手を評価したり、否定したり、操作したりして気を悪くさせる恐れも。「○○すべき」という固定観念を手放し、「あなたはどう思う?」と聞きながら、答えを自分で導き出す相手の力を信じよう。

Cが多かった人

相手の気持ちに敏感な繊細タイプ

○どんな特徴がある?

相手の感情を感じ取ってストレスを抱えやすい

繊細で敏感なので、必要以上に相手や周りの状況を感じ取ってしまう。断ることに抵抗があるため、本当は嫌なのに我慢してしまうことも。感情のコントロールが苦手で、相手の怒りや悲しみをダイレクトにキャッチしてダメージを受けやすい。

○聞き疲れを防ぐには?

同感でなく共感を意識し、しんどい相手と距離を取る

同感でなく「そっか、つらかったんだね」と相手目線で受け止める共感を意識。「苦手な相手には、たくさん話しかけると慣れてくる単純接触効果を使う方法も。可能なら距離を置くようにしたり、接点が減るよう根回ししたりすることが一番の対策」。

こんな人には要注意!

マウントを取ってくる“ヒエラルキーさん”
海外生活の経験を会話に必要以上に盛り込んでくる人など、マウントを取りたがるタイプとも距離を保ちたい。「自慢することで優越感に浸れるので、聞き上手だと狙われやすい」。

一気に距離を詰めてくる“かまってちゃん”
初対面なのに“ぶっちゃけ話”をしてきたり、タメ口だったりと一気に距離を詰めてくる人は、自分と相手の境界線が曖昧で、自分に同感してくれる人を探しているケースが多い。

聞き上手さんへ大野さんからのadvice

「ひとり時間」を充実させて人に依存しない自分になろう

「『ひとり時間』を充実させて自分の気持ちが安定すれば、人に依存しないので、同感せず、聞く行為を拒むこともできます。人に振り回されない自分を目指して!」

(構成・文 高島三幸)