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日経ウーマン

この先どう働くのか? 何を学ぶのか? 誰と歩むのか? ―大人になってからも、私たちの人生は迷いと選択の連続。そんなとき、自分自身の「強み」や「望み」を理解できていれば、取るべき行動を冷静に判断し、悩みながらも前に進めるはず。そこで今回は自分の「強み」を見つけ、育てるための、さまざまな方法をお届けします。

このなかから、自分に合う方法を見つけて徹底的に取り組んでみてもいいし、複数の方法を組み合わせて、多方面から掘り下げてみるのもおすすめです。さあ、大人の自分探しの旅の始まり!

「あなたの強みは何ですか?」―そう問われたとき、即答できない人も少なくないのでは? まずは日経WOMAN読者へのアンケート調査結果を参考に、自分の強みや強みにつながる経験について、考えてみてください。

◇聞き上手。相手の話をよく聞くようにしていたら、仕事がうまく回るようになった。(36歳・北海道・小売・販売)

◇礼節を持って接するので年上の方からかわいがられたり、幹部から直々に相談をされたりしやすい。(52歳・大阪府・建設・一般事務)

◇記憶力。人と話した内容をよく覚えているため、相手の好きなものを贈ったり、エピソードを覚えていたりして信頼を得やすい。(39歳・神奈川県・医療・医師)

◇フルマラソンを4時間以内で完走できる体力。(43歳・東京都・電気機器・開発)

◇時間がかかってもやり遂げる継続力。(48歳・栃木県・商社・一般事務)

◇入力が速く、頼まれた仕事を早くやる。(46歳・愛知県・保険・経理)

◇人のマッチングが得意で「こういう人いない?」に対応できる。(30歳・東京都・教育・カウンセラー)

◇チャレンジ意欲。ADHDのため、日本では仕事で困ることが多かったので海外に行った。英語が下手なのも気にせず、どんどん仕事を探して経験を重ね、ストレスなく楽しく働ける環境を手に入れた。(52歳・海外・人材派遣・家事代行)

写真はイメージ=PIXTA

写真はイメージ=PIXTA

◇部下を育てたことがないので、リーダーシップは持ち合わせていないと思う。問題が起きたときの解決策や交渉スキル、度胸も足りない。(38歳・長崎県・建設・宣伝)

◇変化に弱い。普段と違う点やスケジュールの変更があると焦ってしまい、いつもどおりに頭が働かなくなる。(29歳・静岡県・建設・CADオペレーター)

◇論点を整理して話すのが下手。(29歳・東京都・コンサル・システム構築)

◇仕事が遅い人やミスが多い人に対して寛大になれない。他者への共感が不足していると自覚している。(48歳・愛知県・商社・営業)

◇人を説得するのが苦手。自分はあまりこだわりがないので、「こうでなければ」と言い切れない。(49歳・千葉県・教育)

◇デジタルを駆使して仲間を募ったり、イベントを開催したりすることに及び腰。(49歳・愛知県・行政・調査)

◇所作。特に字が汚いので損をしている気がする。(37歳・神奈川県・精密機器・マーケティング)

あなたが自分で思う自分の「強み」と「弱み」は?

アンケート調査から、「コツコツと責任感と成長意欲を持って取り組む自分」を評価している人が多いことが分かった。一方、多くの人が自分の「弱み」と捉えているのが、話す力やリーダーシップの不足。対人関係で影響力を行使することに苦手意識を持つ人が多かった。

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