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日々の勤務中、あなたはどのくらいパソコンの前にいますか? 1日あたり10分短縮すると、年間では(休日105日の場合)約43時間に膨らみます。それだけの時間を他の仕事に回せたとしたら――。資料を見る人のために、どのように作れば理解されやすいか。そしてビジネスパーソンがよく使うマイクロソフトのWord(ワード)とExcel(エクセル)のどちらが、より早くきれいに仕上げられるか。パソコン講師の四礼静子さんと、基本ポイントを押さえていきましょう。

入力した文章の中に英単語やアルファベットの固有名詞などがたくさんあって、「大文字にし忘れた」「頭文字を大文字にしたかった」というときに、再度入力しなおしていませんか?

1種類の単語なら「置換」を使って一括変更ができますが、いくつもあると面倒ですよね。今回は、そんな面倒をぱっと解消できる便利な機能をご紹介します。

英単語の頭文字だけを大文字にする方法

文章の中に混在する英単語の頭文字だけを大文字にしたいというとき。一つ一つ直していては大変な作業です。Wordには「文字種の変換」という便利な機能があるので活用しましょう。

<Before>英単語の大文字・小文字が混在している

<After>英単語の先頭文字のみ大文字で統一

①余白を3回クリック、もしくはCtrlキー+Aで文書全体を選択します。

②ホームタブ→フォントグループ→文字種の変換から「各単語の先頭文字を大文字にする」をクリックします。

これで、簡単にすべての単語の先頭文字を大文字に変換できます。

すべて小文字にしたい、すべて大文字にしたいなどの場合も同じように行えます。

数字の半角・全角を一括変換

文書内に入力された数字をすべて半角・全角で統一する場合も「文字種の変換」が便利です。ただ、「文字種の変換」から「半角」「全角」の変換を行うと、下記のように、アルファベットやカタカナ・記号も一緒に変換されてしまいます。

文書内の数字のみを半角に変換したい場合は、最初に文書内の数字のみを選択してから「文字種の変換」を行います。その設定の流れを示した動画がこちらです。

<設定の方法>
①余白を3回クリック、もしくはCtrlキー+Aで文書全体を選択します。
②Ctrlキー+Hで置換を表示したら、検索タブをクリックします。
③オプションをクリックして開きます。
④チェックをすべて解除します。
⑤特殊文字から「任意の数字」をクリックします。
⑥「検索する場所」から「メイン文書」をクリックします。
⑦数字のみが選択されます。
⑧ホームタブ→フォントグループ→文字種の変換から「半角」(もしくは「全角」)をクリックします。

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