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今度の例では、会員ランクに応じて、さまざまな賞品のプレゼントに応募できるものとする。累積ポイントと会員ランクの対応表とは別に、ランクごとに応募可能な賞品の一覧表が作成されている。ここからは、この2つの表をそれぞれ参照し、累積ポイントに対応する応募可能賞品を取り出す数式を考えていこう(図1)。

図1 ここからは、累積ポイントに応じて応募可能な賞品を自動的に表示させる数式を紹介する。この例では、検索範囲に直接F4〜 J8セルを指定することも可能だが、実際には2つの表の位置は離れており、個別に指定する必要があるという前提で考えていこう

図1 ここからは、累積ポイントに応じて応募可能な賞品を自動的に表示させる数式を紹介する。この例では、検索範囲に直接F4〜 J8セルを指定することも可能だが、実際には2つの表の位置は離れており、個別に指定する必要があるという前提で考えていこう

なお、これら2つの別表をわかりやすく示すため、以下では、「会員ランク条件」の表を「表1」、「応募可能賞品リスト」の表を「表2」と呼ぶ。

指定した範囲で値を検索、別の範囲から値を取り出す

連載1回目の図14のような数式で、先に表1から会員ランクを取り出していた場合は、VLOOKUP関数で表2を参照し、各ランクに対応する賞品名を取り出すことができる(図2)。この場合、引数「検索方法」には「FALSE」を指定し、引数「検索値」に完全に一致する値を検索する。

図2 先に累積ポイントに対応する会員ランクを取り出していた場合、各ランクを「検索値」として、応募可能賞品リストの表から対応する賞品名を取り出せる。この場合、VLOOKUP関数の引数「検索方法」には「FALSE」を指定し、完全一致で検索する

図2 先に累積ポイントに対応する会員ランクを取り出していた場合、各ランクを「検索値」として、応募可能賞品リストの表から対応する賞品名を取り出せる。この場合、VLOOKUP関数の引数「検索方法」には「FALSE」を指定し、完全一致で検索する

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