スマートフォンは全地球測位システム(GPS)の機能を備えている。自分の正確な位置がわかり、地図上に表示することができる。さらに、使い方を工夫すると、撮影場所から写真を探したり、家族や友人などと自分の位置を知らせ合ったりすることも可能だ。自分の現在地を知らせるSOSも発信でき、緊急時の備えにもなる。GPS&地図の神活用を5回にわたって解説。今回は最新の徒歩ナビ術だ。
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スマホは、GPSの位置情報を取得できることでさまざまな活用が可能になる。その最たる例がナビだ。カーナビが車を目的地まで案内してくれるように、スマホがナビとなって徒歩などの移動手段でも、目的地まで誘導してくれる。正しく使いこなせば、不慣れな場所でも迷うことはない(図1)。

徒歩ナビのお薦めアプリは「グーグルマップ」(図2)。起動すると、現在地の周辺地図が表示されるので、これから向かいたい目的地を設定。経路検索を実行して移動方法に徒歩を選ぶと、目的地までの道順が表示される(図3)。すぐに移動を開始するなら、「ナビ開始」でナビを実行させ、スマホに道案内をしてもらおう。

