一人じゃ食べきれない、数量限定!見逃し厳禁!マグロまみれ

「数量限定!見逃し厳禁!マグロまみれ」(1099円)

「数量限定!見逃し厳禁!マグロまみれ 」(1099円)もスゴイ。「エビカニ合戦」と同様、巻物の上に、おそらく複数のマグロの部位を乱切りしたものを山盛りに乗せている。30切れくらいはあるだろう。こちらも一人では食べきれない量だ。

もちろん、こうした変わりずしだけでなく、普通の握りずしも多くそろえている。ただ、どこかひとクセがあり、「炙り海老 雲丹ソース」(329円)は、エビの上にウニソースを乗せ、それをあぶっている。大手回転ずしチェーンを見ても、あぶりエビのメニューはあるが、ウニソースを使った商品はない。

「炙り海老 雲丹ソース」(329円)

「イカソーメン カラスミがけ」(329円)もそうだ。回転ずし店では一般に、調理場の生産性を考えてのことだろうが、手間のかかるイカソーメンをわざわざ握りにはしない。「スシンジュク」は、大手がやらない隙間を突いてくるのである。しかも、1貫付けから3貫付けまであるスタンダードなアジや中トロ、赤貝などもすべて329円。価格は回転ずしレベルだ。これはうれしい。

「スシンジュク」は酒の品ぞろえは地味だが、実は奥が深い。

「ドブ漬けPONグリア」(659円)の赤PON

珍しいのが「ドブ漬けPONグリア」。日本酒をベースにフルーツやハーブなどをスペインのサングリアのように漬け込んで作ったものらしい。面白そうだったので、普段はビールかハイボールなのに、これを頼んでみた。女性向けだと思ったのだが、酒飲みはそこで逃げてはいけない。

これが大当たり。赤、青、黄、緑の4種がある中で、メニュー表のトップにある赤を選んだ。ベリー系の果実が漬け込まれており、ほんのりと赤みを帯びている。入れ物はウイスキーのスキットルに似たもので、ちょいとカワイイ。飲んでみると、通常の日本酒よりややアルコール度数が低く、飲みやすい。食前酒に最適だ。梅酒の別バージョンのイメージだ。このアイデアは使える。小さめのグラスに注いで飲むと、およそ2杯分とれる。ただし、値段は少しお高めで659円だ。

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キレを感じる生酒、発酵途中ならではの発泡感も爽快