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Hello everyone! 英語講師の神林サリーです。日本で生まれて育った日本人はネーティブにはなれませんよね。でもね、バイリンガル(2言語話者)にはなれるのです。わたくしの講座のコンセプトは「あなたをバイリンガルにいたします」。かんたんに英語をマスターできる学習法をお教えします。

Happy new year!! 2022年もよろしくお願いします。「書いて話せる!サリー先生の英語術」連載22回目です。前回は『英語スピーチは原稿で決まる!「起承転結」は不要』と題して、英語スピーチの準備編をお送りしました。英語でスピーチをやる必要に迫られている方にも、これからチャンスがやってくるであろう方にも、もちろんお役に立てます。そして今すぐ必要に迫られていなくても「英語スピーチの原稿を書く=エッセーライティングをやる」という側面から、英語のスキルアップを狙えます。

今回はスピーチの基本構成を使って、実際にスピーチ原稿を書いてみましょう。自己紹介がプレゼンの基本になります。この際しっかりと基本の原稿を作って、それから先は基本の原稿を元にアレンジできるといいですね。初心者の方でも「英語は自己紹介ならできる」と自信を持つことができます。型がありますから、その型に当てはめて基本の形を作ってみましょう。

ここで基本構成のおさらいです。1. Introduction/2. Main body/3. Conclusion――ハンバーガーのように、1と3のバンズで2の野菜や肉を挟んであげます。英語の原稿ライティングでひとつ忘れてはいけない重要なことは、coherence(一貫性)でしたよね。途中で話を展開しないようにして、シンプル&ストレートを心がけていきます。そのうえで、今回は4つの基本工程に沿って実際に書いてみましょう。

まとまりある文章にするために

●エッセーライティングの4つの基本工程

1. Planning 計画
2. Organizing アウトライン
3. Drafting ドラフト・下書き
4. Revising 見直し

基本工程はこの4つです。まず1でプランを立てます。実はこの1が重要です。これをすっ飛ばして3に行って気ままに書き始めてしまうと、まとまりのない文章になりがちです。まずはしっかり計画を立てます。計画の立て方はブレインストーミングやマインドマッピングを使います。

大体のアイデアが出てきたら、次に2のOrganizingでアウトラインを書いていきます。アウトラインとは輪郭や要点のことです。ザックリしたアイデアは単語でよいのですが、アウトラインではアイデアを基本構成に沿ってセンテンスにしていきます。1のプランニングは単語単位でよいですし英語と日本語のミックスでもOKですが、アウトラインでは辞書で調べて全て英語にしていきます。

3のDraftingで、いよいよ下書き。アウトラインを元に、ここで実際の英文を書いていきます。最後は4のRevising。自分の英文を添削するつもりで文法、スペルチェック、論理展開を見直します。では、細かく見ていきましょう。

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