サイドメニューも充実した韓国焼き肉 東京・吉祥寺

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2022/8/22
「焼肉や 吉祥寺店」の自慢のメニュー「ネギタン塩(結び)」。味付けしたネギをタンで包んだものをネギで結んでいるので、タンとネギを一緒に焼けて便利

東京で若者を中心に人気を集める街、吉祥寺。「東急百貨店 吉祥寺店」の正面玄関向かいのビル3階にある「焼肉や-YAKINIKUYA- 吉祥寺店」は、焼き肉に慣れ親しんでいる食通をはじめ、若者や家族連れなどまさに老若男女、誰からも愛される注目の焼肉店だ。

実はこの場所、別の焼肉店が30年以上営まれていた。2019年夏、オーナーの金昌輝さんが受け継ぐ形で新しい店として開業、同年12月に内装を一新して、ゆったりとした客席、スタイリッシュなダクトをしつらえた。どんな世代も気軽に通えて、誕生日や記念日など、ここぞという時の食事にも使える親しみやすい焼肉店を目指している。

店内のテーマカラーは情熱を感じる「赤」。オーナーの金さんは、「焼き肉は他の食事に比べて、食べるのにパワーが必要です。よし、これから焼き肉を食べるぞ、と思えるように、赤い空間でモチベーションをアップしていただきたいので赤を採用しました」と話す。

店内にはカウンター席もあり、ひとり焼き肉を楽しむこともできる

店内は奥行きがあり、1人でも楽しめるカウンター席なども設置しており、ひとり焼き肉を満喫しに通うリピーターも少なくない。

肉は30年以上のキャリアを持つオーナーの金さんが信頼する業者から、安定供給。産地や銘柄だけにとらわれることなく、「その時に最もいい肉」を仕入れている。

上質で自信を持って提供する焼き肉メニューを筆頭に、サイドメニューの充実ぶりには驚かずにはいられない。

韓国焼き肉は、肉だけでなく、スープや野菜、ナムルやキムチなど、テーブルにあふれんばかりの料理と酒を並べて楽しむのが醍醐味(だいごみ)。

メニュー数の多さは、その楽しさを必ずやかなえてくれる。たとえば店内で漬けるキムチだけでも数種類あり、通常のハクサイやダイコンに加え、アボカドや柿もキムチの素材になる。

金さんが考案した自慢のメニュー「ネギタン塩(結び)」は、迷わずに注文したい逸品。味付けしたネギをタンで包み、ネギをひもに見立てて結んでいる。

手間がかかる料理人泣かせの1品だが、これまでタン塩に添えられるネギをどのように焼けばいいかわからないという客の素朴な悩みから生まれたものだ。

定番の焼き肉メニューを新しい視点でアレンジして、よりおいしく提供したいという職人気質なスタンスが、訪ねる人の心に届き、ファンを集めているのだろう。