Men's Fashion

春の週末コーデ 上品ニットブルゾンでリラックス

How to

ミドル世代の今どきスタイル(下)

2022.3.6

MEN'S EX

オンでもオフでもさりげないトレンドを取り入れてみる。ミドルエイジならどんなシーンでも、きちんとしたスタイルを心がけたいものだ。週末のおでかけ、近所のちょっとした外出にも使えるアイテムと、おすすめコーデを提案する。




【金曜日】カジュアル化が進むなかタイドアップは柔らかさが決め手

セットアップと相性抜群 スカーフ感覚のセッテピエゲ

服装の意識が様変わりした今、セットアップにかっちりしたタイドアップはやや時代遅れの感あり。シルクスカーフのようにふわりと軽いセッテピエゲのタイなら、セットアップのカジュアル感ともよく調和する。ここではヴィンテージ調のタイをセレクトして、さりげなくトレンドを意識。またジャケット下にはベスト代わりにカーディガンを重ねるテクも今どきで、真冬の防寒対策にもなっておすすめだ。

タイ3万6300円/アット ヴァンヌッチ、meSTORE別注セットアップ8万5800円/アール&ブルース バイ 麻布テーラー、カーディガン10万3400円/マロ、meSTORE別注シャツ2万9700円/レスレストン、鞄(かばん)5万600円/トフ&ロードストーン、靴7万8100円/ジョセフ チーニー(以上meSTORE) その他〈スタイリスト私物〉

着回しコーデのキーアイテムを解説!

アット ヴァンヌッチのブラウンセッテピエゲタイ

スカーフのようにふわりと軽快なセッテピエゲタイは、カジュアルなセットアップスタイルの襟元にもってこい。柄はベーシックな細幅のストライプに、1970年代テイストのオーバル柄を掛け合わせたオリジナル。クラシックモチーフとのハイブリッド柄のタイは、新鮮味と同時にセンスの良さもアピールできる。3万6300円(meSTORE)

レスレストンの白レギュラーカラーシャツ

大阪発ビスポークシャツメーカーにmeSTOREが別注。メーカー独自の型紙理論に基づく既製シャツは、日本人体型のクセを見極めた上で、着用時の美しさと快適な可動域を両立。日本のクラフトマンシップが宿る確かな作りも、長く愛せるポイントだ。2万9700円(meSTORE)

ジョセフ チーニーのストレートチップ「アルフレッド R」

キメ細かなカーフレザーがラスト「125」に沿って優美な曲線を描くストレートチップ。本格英国靴らしいたたずまいはクラシックな着こなしと相性抜群。ソールは耐久性やグリップ力に優れたダイナイトソールで、雨天や終日歩き通しの日、泊まりの出張時にも心強い。7万8100円(meSTORE)

【土曜日】洒落感と暖かさを両立した大人のドライブスタイル

休日のスポーティーなは羽織り物はニットブルゾンで決まり

愛車を駆って気ままにドライブする土曜日は、軽快なニットブルゾンを軸にした装いで。編み方を工夫したニットは、立体感のあるリッチな風合いときりりと立ち上がるスタンドカラーが、大人のムード満点。インナーは上質素材のヘンリーネックニット、パンツはサルトリア仕立てのイージーパンツ、バッグはアクセサリーライクなサコッシュを選択。全身のトーンをそろえるのも品よく仕上げるコツだ。

ブルゾン5万3900円/リヴォラ、ニット3万6300円/キャシー、パンツ3万9600円/ダルクオーレ トラウザーズ、meSTORE別注鞄2万9700円/トフ&ロードストーン(以上meSTORE) その他〈スタイリスト私物〉

着回しコーデのキーアイテムを解説!

リヴォラの黒ニットブルゾン

繊維の長いウールを使用した艶めきが、なんともラグジュアリーなジップアップのニットブルゾン。立体的な成形にする編み方ですっきりとしたデザインに仕上げることで、カジュアル感の強いニットブルゾンに都会的な香りを漂わせた。フロントはダブルジップ仕様で、アレンジも自在に楽しめる。5万3900円(meSTORE)

キャシーのシルクカシミヤ製ヘンリーネック

カシミヤの中でも世界最高級の極細原毛を使用し、本来はカジュアルなアイテムであるヘンリーネックを大人の余裕漂う白ニットにアップデート。高級感のある水牛ボタンは、ジャケットやセットアップからのぞかせれば、胸元の良きアクセサリーになること請け合い。3万6300円(meSTORE)

トフ&ロードストーンの黒レザーサコッシュ

ブランドの人気サコッシュにmeSTOREが別注。リフレクター付きのストラップを1本から2本に、真ちゅうパーツはメタルブラックにすることで洒落(しゃれ)感を強調。休日スタイルの好アクセントになる、スタイリッシュなミニバッグにアレンジした。縦24×横15×マチ8cm。2万9700円(meSTORE)