英文essay書いて慣れよう 主題はっきり伝えるコツは

Hello everyone! 英語講師の神林サリーです。日本で生まれて育った日本人はネーティブにはなれませんよね。でもね、バイリンガル(2言語話者)にはなれるのです。わたくしの講座のコンセプトは「あなたをバイリンガルにいたします」。かんたんに英語をマスターできる学習法をお教えします。

24回目の今回は、英文essayのParagraph(パラグラフ)とTopic sentence(トピックセンテンス)についてです。前回は「エッセーとは全く別物 essayに説得力を持たせるには?」として英語のessayの仕組みをお伝えし、ビジネスで自己紹介をするのに役立つ文をプロトタイプを使いご紹介しました。実際にライティングしてみましたか? 無難に終わらせずに、より詳しい職業や職務内容、部署などを入れるといいですね。

その際に「日本語のエッセーと英語のessayは全く違うんですよ」とお伝えしましたが、同じことがパラグラフとトピックセンテンスにも言えます。長年生徒さんの資格試験対策のライティングを見てきて、言えることがあります。例えば英語自体は文法も正しくて語句もうまく使えていたとしても、十中八九essayとしてロジックや論理展開に問題ありなのです。

講師として新米だった頃は、どうやって説明しようか私自身四苦八苦していました。そうして今までお話ししてきた基本構造や工程、そして今回のお題であるパラグラフとトピックの考え方が日本語と根本的に違うからだろう、ということがだんだんとわかりました。言葉で説明をただ読んだり聞いたりするよりも、ご自分で書いていったほうがはるかに早く体得できます。今回も実際にトライしていってください。

それでは(1)英文essayのParagraph(2)Topic sentenceとsupporting sentences(3)Paragraphライティングのポイント=「抽象的より具体的」「繰り返しを避ける」についてみていきます。

「パラグラフ」と「段落」は全く違う

(1)英文essayのParagraph

英文essayのParagraphと日本語の段落とはどう違うのでしょうか。辞書でparagraphを和訳しますと文章の「項」「段落」と出てきて、段落を英訳しますと「長い文章の一区切り、a paragraph」と載っています。それ以外に言いようがないからしょうがないのですが、厳密に言いますとこの2つは全く違います。

皆さんも学生の時に読書感想文を夏休みの宿題で書いたと思いますが、どんな時に段落を作ったか覚えていますか? 辞書の英訳に載っていたように、まさに場面が変わった時など「長い文章の一区切り」として使っていたなと思いました。日本の段落は「一区切り」という意味が強いです。

一方でOxford Advanced Learner’s Dictionaryには "a section of a piece of writing, usually consisting of several sentences dealing with a single subject." と書いてあります。そう、このsingle subjectが英語では重要なのです。つまりこの1つのsubjectに関係するいくつかの文章で成り立っているのがparagraphです。

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Topic sentence=読んだだけで内容わかる一文