
男性がメークするのもめずらしくないご時世ですが、大人世代は「バレたら恥ずかしい」と敬遠している人が多いかと。ただ、そんな心理をくんでバレない仕上がりを追求しているのが、イマドキのメンズメーク製品。食わず嫌いは損! というワケで、シミやクマなどお悩みカバーテクニックをお届けします。

メークをするとしたら何をカバーしたいですか? そう男性に尋ねたLEON.JPのアンケートで、断トツで多かった回答が「シミ」と「クマ」。どちらも加齢で表面化してきて、見た目の疲労感や老け印象に大きく影響するもの。シワのように「深み」や「年輪」、「幸せの証」といったポジティブな要素があまり見当たらないことを思えば、納得の結果でしょう。
そのほかに目に付いたのが「ヒゲそり跡」「赤み」という回答。赤みにはカミソリ負けが原因のものも含まれるはずで、つまりは、ヒゲそり絡みの肌悩みを隠したいというニーズも多いよう。そこで、「シミ」と「クマ」、赤みを含む「ヒゲそり跡」の3つの部分的な肌色トラブルを補正するテクニックを紹介。
これまで仕方がないと受け入れてきた肌悩みも、ほんの少しのメークで簡単にカバーできます。しかも、塗っているとバレない自然な仕上がりがかなうのが、昨今のメンズメーク製品。食わず嫌いは損! というワケで、ぜひトライしてみてください。
コンシーラーで解決!
◆お悩み1「シミ」
シミは、レーザーなど美容医療以外の手段ではなかなか解決が難しい肌トラブルですが、コンシーラーを使えばひと塗りで帳消しに。まっさらな若々しい肌印象を取り戻せます。

コンシーラーって何?

シミやクマの補正に欠かせないのが「コンシーラー」と呼ばれるアイテムです。顔全体に使うことを前提としたファンデーションやBBクリームより高いカバー力を持ち、部分的に目立つ肌色のトラブルをしっかりと隠すことができます。
テクスチャーは固形とリキッドの主に2種類ですが、形はスティック、ペンシル、パレット、筆ペンなどさまざま。何だか難しそうでメンドクサイ……と思うかもしれませんが、ご安心を。メンズ向けのコンシーラーは、メークに不慣れな男性でも使いやすいペンシルタイプが主流。肌色に合わせて選べるようカラーラインアップも充実しています。
シミやクマはもちろんのこと、ほくろ、そばかす、ニキビ跡まで、部分的な肌色の悩みをきちんとカバーしたいなら、まずはコンシーラーを用意することから始めましょう。

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