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デジタルを軸に新しいテクノロジーがめまぐるしいスピードで生まれている。昨日までの知識はあっという間に陳腐化する。そんな時代に、企業にとっても働く人にとっても新しいスキルを身につける「リスキリング(学び直し)」が、生き残りの条件となってきた。企業や人が取り組むリスキリングの最前線で何が起きているのか。第1回は宅配の先駆者、ヤマト運輸のデジタル改革の現場に迫る。

「入社当初は今の仕事をしている姿は全くイメージできなかった」。ヤマト運輸のデジタル戦略推進部でデータエンジニアとして働く福井彰はこう語る。

福井の仕事はデータの「クレンジング」だ。家庭やオフィスに届けられる宅急便の個数、指定時間との誤差、荷物の集荷状況――。全国3500カ所の拠点からリアルタイムで届く膨大なデータを、詳細な分析に使える状態に「洗浄」していく。ビッグデータ分析に欠かせない作業だ。

今ではデータマネジメントチームの一員として働く福井だが、数年前までは宅急便センターで営業や人事などの管理者としてエクセルの数字と格闘する毎日を送っていた。福井のキャリアを変えたのが1年半前から本格的に取り組んだリスキリングだった。

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