2023年2月3日発売の「日経トレンディ2023年3月号」 ▼Amazonで購入する では、「ANA & JAL 最新案内」を特集。ANAでは、建築家の隈研吾氏が監修したラウンジを増やしており、ANA LOUNGEとANA SUITE LOUNGEという2つの国際線ラウンジもそれに該当する。今回は、営業中の羽田空港第3ターミナル国際線ラウンジを調査した。

※日経トレンディ2023年3月号より。詳しくは本誌参照

大きな窓際に配置されたカウンター席では、駐機場を見ながら過ごせる。奥には窓際のソファ席もあり、家族でまとまって座ることもできる
営業中の羽田空港第3ターミナル国際線ラウンジ。窓際の席は眺望がよく一番人気。大きな窓際に配置されたカウンター席では、駐機場を見ながら過ごせる。奥には窓際のソファ席もあり、家族でまとまって座ることもできる

 2020年3月、羽田空港第2ターミナルに、ANA LOUNGEとANA SUITE LOUNGE合計で総席数約1260席という国内最大級の国際線出発ラウンジが設けられた。ANAでは、建築家の隈研吾氏が監修したラウンジを増やしており、この2つの国際線ラウンジもそれに該当する。ただし、現在はコロナ禍の影響で第2ターミナルの国際線エリア自体が閉鎖しており、営業休止中だ。

 今回は、営業中の羽田空港第3ターミナル国際線ラウンジを調査した。まず、ANA LOUNGEで目に留まったのが、利用者の用途ごとにエリアを分け、様々な形や高さの椅子やテーブルを配置していることだ。手前が食事用、その次のスペースが仕事などに適したエリア、さらに奥がよりくつろげる場所などと分類でき、最も奥のエリアのソファは幅52㎝×奥行き55㎝×背もたれ38㎝(編集部調べ)で、座ると体が適度に沈み込み、非常にリラックスできた。また、窓際や仕事に適したエリアのカウンター席は、椅子との高さのバランスが良く、実際にノートパソコンでの作業がしやすかった。

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 食事は、大皿に盛られた唐揚げやサラダなどを自ら皿に取るビュッフェ式と、テーブルのQRコードをスマホで読み取り、メニュー画面から注文するモバイルオーダー式の2種類でどちらも食べ放題。かき揚げそばやカレーなどは、モバイルオーダーでしか注文できない。頼んだ料理が出来上がると、登録した電話番号にショートメッセージが届く仕組みだ。さらにビールや日本酒、ワインなども豊富にそろい、いずれも飲み放題で好きなだけ堪能できる。

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