「＃ワークマン女子」イグジットメルサ銀座店（東京・中央）
ワークマンは、女性向けアパレル業態「＃ワークマン女子」のイグジットメルサ銀座店を開業した。東京・銀座に出店することでアパレルブランドとしてのイメージを高め、SNSへの感度が高い働く女性を呼び込む。10～20代への接点を増やすことで成長基盤を固める考えだ。
4月28日の開業以来、撥水（はっすい）性が高い「撥水ライトプリーツスカート」（1900円）や、ポケットが付け替えられる「ガーデニングサロペット」（2900円）などが人気だ。OLらから「通勤や趣味に」との理由で売れている。
30～40代前半の夫婦や子連れ客も呼び込む
銀座の＃ワークマン女子では、従来店で30％ほどだった女性用商品の比率を40％まで高めた。ユニセックス品を合わせると7割にのぼる。子ども向けも銀座店では想定以上に売り上げが良く、同社は「30～40代前半の夫婦や子連れ客を呼び込めている」と話す。
運営するワークマンの土屋哲雄専務は「銀座への出店はワークマンのブランドに箔がつけられ、近隣オフィスで働く若い女性の来店も促せる」と話す。
