ロレックス専門店、銀座で存在感 中古・新品200本超

2022/3/29
落ち着いた雰囲気の店内には常時200本のロレックスが並ぶ

高級時計ブランドのブティックが並ぶ東京・銀座には、人気ブランドの入手困難モデルや味わいのあるアンティークがそろう時計販売店が集結する。その数は50店舗以上ともいわれており、国内屈指の時計販売激戦区だ。この町でひときわ存在感を放つのがロレックス専門店「クォーク銀座888店」だ。




アンティークから新品まで常時200本以上が並ぶ

クォークはロレックス専門店として、アンティーク品から海外から並行輸入した新品、中古品を扱う唯一のチェーン店だという。同店舗は国内の旗艦店舗と位置づける。「銀座8丁目8番8号」に構えていることが、店名の由来にもなった。

銀座でロレックスを探すならば必ず立ち寄るべき店舗として知られるこの店では、常時200本以上がショーケースに並ぶ。高い天井や落ち着いた雰囲気も相まって店内はブランドの風格が漂う。1店舗あたりの取扱数は国内屈指といわれ、レアなロレックスを見ようと多くの客が集まる。

新型コロナウイルス禍が収束しないなか、同店舗では「2021年の来店客数は前年と比べて5割以上は増えた」(店長の日笠山正英氏)という。

ロレックス人気は世界中で過熱している。決して多いとはいえない生産量に対し、買い求める人は絶えない。人気モデルは常に品薄、正規販売店への入荷は限られており実物を見ることすら困難な状況が続く。現行モデルの新品を希望小売価格で購入するのは至難の業だ。

希少価値の高さから投機対象としても注目が集まり、非時計愛好家までも買い求めるようになった。新型コロナ下でかつて海外旅行先でのショッピングを楽しんでいた富裕層が高級時計に目を向けるようになったケースもあるという。不動産や自動車と比べて維持費がかからないこともコレクター欲をくすぐる。

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正規販売店で約160万円が並行輸入品600万円台