モデラート 「ファッション迷子」のSOSに助言

日経MJ

カウンセリングでは自社ブランドの商品以外も含めた着こなしを提案している

衣料品販売のモデラート(東京・渋谷)は、個人に合ったコーディネートを毎月提案する定額サービスを提供する。ライフステージや体形の変化によるファッションの悩みを聞き、プロのスタイリストが着こなしを提案。30~50代の女性向け自社ブランド「SOEJU(ソージュ)」に限らず、幅広い商品を顧客に薦めている。




スタイリストが女性の悩みにカウンセリング

「体形が変わって、若い頃着ていたものが似合わなくなった」「会社で役職に就き、どんな服を着たらいいのかわからなくなった」。ファッションブランドが多く店を構える東京・代官山のビルの一室には、こんな悩みを持った女性が集まってくる。モデラートのスタイリストによるカウンセリングサービスだ。

カウンセリングにかかる時間は1時間ほどで、料金は税込み5500円。利用者の抱える悩みを聞き取り、スタイリストが個人に合わせた着こなしを提案する。サロン内には同社の手掛けるブランドの商品だけでなく、他ブランドの商品も用意されており、試着することができる。ただ、商品をその場で購入することはできない。

「買わなきゃいけないという前提とプレッシャーのない環境で、純粋に自分の似合う服を探ってほしい」。モデラート代表の市原明日香さんはサロンで商品を買えない仕組みにした理由をこう話す。サロンから帰った後で欲しいと感じた商品については、同社ブランドのものであればECサイトから購入できる。

カウンセリングの利用者は「ファッション好きというよりは、いつも同じ格好をしてしまうようなファッション迷子の方が多い」(市原さん)。カウンセリングで提案した商品の購入率は7割以上だという。

またカウンセリング内容を元に、利用者がすでに自宅に持っている洋服も組み合わせ、継続的にコーディネートを提案するサービスも月額3300円(税込み)で展開する。毎月メールで3つのコーディネートがスタイリストから届く。

次のページ
キーワードは「シーズンレス」