残った食パンを手軽においしく 甘いパンプディング
のんびり起きた休日に、パンプディングでブランチはいかがでしょうか? 甘くてやわらかくて、思わず顔がほころびます。かたくなりかけた残りものの食パンも、おいしく食べられますよ。
火もオーブンも使わず、トースターで焼けるので、とっても手軽。これからやってくる冬休みに、子どもと一緒に作るのも楽しそうです。ラム酒は入れなくても作れるので、子どもや、アルコールが苦手な人は除いてください。
バターやスパイスを加えて作られることもありますが、このレシピでは、手に入りやすいシンプルな材料で作れるようにしました。生地は甘すぎない味つけで、バナナの甘味もしっかり感じられます。好みで、いちごやレーズンなどを加えるのもおすすめです。
仕上げの粉糖は、全体にできるだけ薄くふりかけて。均一にまぶすには茶こしを使うとよいでしょう。
・食パン(6枚切り)1枚
・バナナ1本
・卵2個
・牛乳200ml
・砂糖30g
・ラム酒小さじ2
・粉糖小さじ1/2
作り方(調理時間15分)
(1)食パンは3cm角に、バナナは幅1cmの輪切りにする。耐熱皿に並べ入れる。
(2)卵を割りほぐし、牛乳、砂糖、ラム酒を加えてよく混ぜる。(1)に流し入れる。
(3)オーブントースターで約10分焼く。焼き色がついたらとり出し(やけどに注意)、粉糖をふる。
ひとくちメモ
粉糖 グラニュー糖を粉状にしたもの。熱で溶けるタイプと溶けないタイプがあり、写真は溶けないほうを使いました。溶けるものでも味は変わりませんが、うっすらと白くかかった砂糖は粉雪のようで、見た目もこの季節にぴったりです。製菓材料店などで売っています。
(ベターホームのお料理教室=大井 一範撮影)
[NIKKEIプラス1 2021年12月18日付]
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