日経プラスワン

東長崎駅前内科クリニック(東京・豊島)の吉良文孝院長は「生活習慣にも目を向けてほしい」と指摘する。最近は長引くコロナ禍でストレスが高まったり、運動不足になったりしている影響で、腸の働きが低下している人が多いためだ。自分なりのリラックス法を見つけ、体を動かすように心がけたい。「日常生活の中で体幹を使って腹部を刺激できる、ぞうきん掛けや窓拭きなども効果的な運動になる」(吉良院長)

松井医師は大腸の機能が衰えた状態を「大腸劣化」と呼び、様々な不調を招くリスクがあると警鐘を鳴らす。食事や生活習慣を見直して、大腸劣化の予防・改善に取り組みたい。その際は「ただ良いとされるものを実践するだけでなく、その結果、自分の体がどう反応したかを確認しながら取り入れていくことが重要」(吉良院長)だ。

(ライター 田村 知子)

[NIKKEI プラス1 2022年4月16日付]