ロフト、東京駅で初の駅ナカコスメ 男性向けも充実

2022/3/27
コスメロフトとして初めて駅構内に出店した(東京都千代田区の「コスメロフトグランスタ東京店」)

雑貨店のロフトは3月4日、化粧品に特化した小型専門店「コスメロフト」の新店舗をJR東京駅構内に開いた。駅ナカの出店は初となり、従来店舗に比べて男性向けの化粧品の扱いを増やしたのも特徴だ。同社はコスメロフトの出店を加速する方針を掲げている。通勤・通学や旅行客など幅広い客層の獲得が期待できる新店舗は、今後の出店拡大に向けた実験店としての役割を担う。




男性コスメを従来店の10倍以上そろえる

新店舗「コスメロフトグランスタ東京店」(東京・千代田)はJR東京駅の丸の内地下南口改札を入ってすぐの場所にある。売り場面積は約109平方メートルで、化粧品や健康雑貨など約3600点をそろえる。「コスメロフト」としては4店舗目だ。

商品の陳列棚は白と黒を基調としたスタイリッシュなデザイン。乗り換えの隙間時間に立ち寄ることを想定し、短時間で買い回りしやすい売り場を作った。主要ターゲットは20~30代の女性だが、会社員や出張客、旅行客が多い東京駅の立地を生かして男性の新規顧客の獲得を目指している。

そのため、最大の特徴は男性向け化粧品の品ぞろえだ。これまでのコスメロフトでは整髪料などで一部男性向け商品の扱いはあったが、ほぼ取り扱っていなかった。新店舗では男性向け商品を従来店舗より10倍以上そろえた。男性向けのアイブロウパウダーやリップなどの化粧品のほか、除毛クリームや化粧水などのケア用品をそろえた。ロフト店舗で人気の高い商品を集約し、店頭販促(POP)を配置して訴求している。

一方、まだ実際の来店客は女性が多いという。コスメロフトグランスタ東京店の大竹翔平店長は「メンズ商品のPRが今後課題となる。アプリでの情報発信や試供品を配布するなどして男性客の獲得につなげたい」と話す。

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フィットネス用品や健康食品も販売