アジのごまだれ丼 お昼ごはんにぴったり

日経プラスワン

夏のお昼ごはんにぴったり、火を使わずに作れる丼です。ねりごまをベースに白みそを加えたたれであえたアジは、コクのある味わい。ごはんによく合い、香味野菜のシソとショウガのさわやかさも、ぴったりなとり合わせです。

アジの皮は、手でむきます。皮を上、頭側を左にしてまな板に置き、頭側の皮の端を右手でつまんで、身から少しはがします。そのまま左手で身を軽く押さえながら、皮を尾の方向へ引いてむきます。左利きの場合は、置き方からすべて逆にしてください。銀色の部分は完全にとりきれなくて大丈夫。魚は長くふれていると、それだけ鮮度が落ちていくので、できるだけ手早く行いましょう。

材料(2人分、1人あたり420kcal)
・アジ(刺し身用、3枚におろしたもの)2尾分
・A[ねりごま(白)20g、しょうゆ大さじ1/2、みりん大さじ1、白みそ小さじ1、ごま油小さじ1/2]
・ネギ10cm
・いりごま(白)大さじ1/2
・ショウガ小1かけ(5g)
・シソの葉4枚
・焼きのり1/2枚
・温かいごはん300g

作り方(調理時間15分)

(1)ネギは小口切りにする。ショウガはすりおろす。シソは軸を除いてせん切りにし、水にさらして水気をきる。のりはちぎる。

(2)アジは皮をむき、幅5~6mmに切る。

(3ボウルにAを合わせ、アジ、ネギ、いりごまを入れて混ぜる。

(4)器にごはんをよそい、のり、シソを順に散らす。(3)をのせ、中央にショウガをのせる。

献立の例 ナスとインゲンの煮もの、とうふとミョウガのみそ汁

ひとくちメモ

シソの葉のせん切り 4枚を重ねて効率よく。軸を切り落としたら、縦に丸めて棒状にし、端から細く切っていきます。中央の太い筋が断ち切られ、食べやすくなります。水にさらすとアクが抜けますが、香りも抜けていくので、さっとさらすにとどめましょう。

(ベターホームのお料理教室=大井 一範撮影)

[NIKKEIプラス1 2022年8月13日付]

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