日経プラスワン

こうしたアプリをうまく使い分けていくと、様々な場面で自分の望む通知が届くようにできそうだ。

「この店の近くを通りかかったら、あのデザートを買って帰りたい」など、日時を決めて臨むわけではない用事はどうしたらよいだろう。日時ではなく、目的地に近づいたのをきっかけに通知が届く設定を使いたい。

iPhoneの「リマインダー」アプリでは位置情報を活用し、目的地に近づいたときに通知する機能がある。新たな作業を登録する際に、お目当ての店の住所などを検索して「場所」に登録しておけば、通知が届く。

友人や家族の誕生日など祝い事にも通知機能が役立つ。誕生日までにプレゼントを用意しておきたい。ただ当日通知が届いても準備する余裕がない。そういうときには日程管理のアプリを活用して、あらかじめ目的の日付の1週間前に通知が届くような設定をすればよい。

毎夕必ずジョギングするようにしたい。毎週木曜日の朝には1時間、読書する時間を持ちたい。新たな習慣を身に付けるのにも、タスク管理などのアプリの繰り返し通知設定が助けになるはずだ。

例えばカレンダーのアプリでは「毎日」「毎週」「平日」などのタイミングで繰り返し通知が届く設定にできる。「Googleカレンダー」アプリでも、毎日、毎週月曜日、平日(月曜~金曜)などで通知可能だ。もちろん通知の届く時刻も指定できる。

ただ通知を見逃してしまっては元も子もない。気づきやすくする工夫として、通知が届くときの音やスマホ画面の表示方式などを変更しておく手がある。設定アプリには「通知」の項目があって、そこからアプリごとに設定できるようになっている。自分好みに変えて活用しよう。

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電車経路検索と組み合わせ

外出する用事を忘れないように通知が届く設定をしたい。電車を使って移動するので、所要時間も考慮した出発時刻を知っておく必要がある。こうしたケースにおいて、「Googleマップ」アプリで電車を使った経路を検索する場合、その結果をカレンダーアプリに入れた予定に追加できる。

実際に予定を見てみると、経路検索の結果へのリンクが残っていて、当日改めて乗換駅などを調べ直す手間が省けるので便利だ。もちろん出発時刻になったら通知が届くように設定できる。

(ライター 井上 真花)

[NIKKEI プラス1 2023年1月14日付]