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おうちワイン、おいしく飲みきる 小容量や箱タイプも

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NIKKEI STYLE

11月18日はボージョレ・ヌーボーの解禁日。秋はワインがおいしい季節だが、1本飲みきれないからと、ちゅうちょしてしまう人もいるだろう。ワインをおいしく飲みきるコツを紹介しよう。

ワインをおいしく飲むには「開栓後できるだけ早く飲みきる」が原則。だが、新型コロナウイルスの影響で、大人数での飲食がはばかられる昨今。少人数では、ボトルのワインを飲みきるのが難しい。最近は家飲みをする人も増えているが、はじめからワインというより、手軽に「まずはビール」になりがちだ。となると、ワインはますます飲みきりにくくなる。

ワイン栓の効果は?

開栓したワインの味が劣化するのは、空気中の酸素に触れて酸化するため。防ぐには、なるべく酸素に触れさせないようにする必要がある。飲み残したワインを保存するグッズとして、まず思いつくのが専用のワイン栓だろう。市販のワイン栓は大きく2種類あり、一つは単に飲み口に栓をして密閉するだけのもの。もう一つは中の空気を抜きながら栓をするものだ。

ただ筆者の経験では、どちらのタイプも、日もちにはほとんど違いがない。空気を抜くタイプでも完全に抜くことは不可能だし、ワイン自体の個体差もあるので、明確な差は感じられないというのが実感だ。手ごろな大きさの小瓶があれば、残ったワインを移し替えるのもいい。空気に触れる面積が減らせ、それだけ酸化を防ぐことができる。

小サイズ・箱ワイン

どうせ飲みきれないなら、はじめから小容量のワインを購入するのも手だ。ここ数年、小瓶や少量パックのワインの種類が増えている。以前から新幹線ホームの売店などにあったが、最近は一般のスーパーでも扱いが増えている。選択肢が増え、好みのワインが見つかるかもしれない。

逆に、ワインボトル3~4本分の量が入った箱ワインもおすすめだ。バッグインボックスとも呼ばれ、箱の中には樹脂製の容器に詰めたワインが入っている。空気に触れにくいので、酸化が抑えられるという利点がある。空気に触れないボトルのしょうゆがあるが、あのワイン版だと考えると分かりやすいかもしれない。パックに付いている蛇口を箱に固定し、栓をひねってワインをグラスに注ぐ。

冷蔵庫で温度管理を十分してやれば、数週間から1カ月程度はおいしく飲める。少しずつ注げるので、料理に使うにもワインカクテルを楽しむにも使いやすい。

以前は、箱ワインというと安価なワインの代表格だったが、最近は品質の高い商品も増えている。瓶のリサイクルコストや輸送コストが年々高騰しているため、よほどの高級ビンテージワインでなければ瓶で運搬するメリットが薄れてきているからだ。100ミリリットルあたりの値段が同じなら、箱の方が良いワインだといってもいいだろう。また、品質が多少劣ったとしても、瓶のワインを飲み残して保存するよりは箱ワインのほうがおいしさが維持できる。

味の変化を楽しむ

収穫の段階で傷んだ果実を丁寧に取り除いて作られたナチュラルワインなどは、安定した力強さをもつという。ワインの輸入商社ディオニーの遠矢敬宏さんは「ポテンシャルの高いブドウで作られたワインは、開封後もすぐに劣化することはない」と話す。数日間に分けて飲むことで、日に日に味わいが変化するのを楽しめるというわけだ。味の変化を楽しめるワインはどれか、店の人に聞いてみるといいだろう。

冷蔵庫で立てて保管

ワインの味を劣化させるもう一つの要因が温度変化だ。これまで紹介したどの方法も、適切な温度管理が前提だ。ワインセラーがあれば理想的だが、なければ冷蔵庫へ。瓶を寝かせると、それだけワインが空気にふれる面積が増えて酸化を進めてしまうので、立てて置くようにしよう。

アレンジレシピも

どうしても飲みきれなければ、カクテルや料理にアレンジしてしまおう。これからの時期におすすめなのは、スパイスを入れたホットワイン。料理に使うなら、牛肉のワイン煮やアサリのワイン蒸しなどの洋食のほか、和食にも応用できる。筆者はイワシの梅煮やブリの照り焼きを、日本酒の代わりに白ワインで料理してみたが、おいしくできた。

◇  ◇  ◇

ホットワインの作り方

基本の材料(2人分)は、赤ワイン400ミリリットル、オレンジ・レモンの輪切り(1センチ幅)各2枚、リンゴの角切り2分の1個分(芯を切り落とす)、シナモンスティック2本分、クローブ4個、カルダモン4個(殻に切り込みを入れる)。材料を鍋に入れ、沸騰させないように混ぜながら温める。味をみて酸味が強ければ、はちみつを適量加える。ベースにするワインの味の違いや、加えるフルーツやスパイスを変えて様々なバリエーションが楽しめる。沸騰させると香りが飛んでしまうので、くれぐれも沸騰させないよう。

(家事ジャーナリスト 山田 亮)

[NIKKEIプラス1 2021年11月13日付]

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