根菜がおいしい冬 鶏肉とレンコンの甘からいため
冬は根菜がおいしい季節。今週ご紹介するのは、レンコンを使ったおかず。なじみのある甘からい味つけに、ごはんが進みます。レンコンは油との相性がよく、いためものにぴったり。シャキシャキとした歯ごたえが、鶏肉のやわらかさやコクとよく合います。
レンコンの穴の中の黒ずみは、空気にふれたための変色で、泥汚れではないことがほとんど。気になる場合は、流水にあてながら、箸でこするようにして洗うとよいでしょう。
レンコンは白い色を保つために酢水につけてから調理することもありますが、気軽に作る"ふだんのおかず"なので、その手間を省きました。身近な材料で作れて、調味料の計量がかんたんなのもうれしいところ。何度も食卓に登場させてください!
・鶏もも肉200g
・酒小さじ1
・かたくり粉大さじ1
・レンコン100g
・ピーマン1個
・油大さじ1/2
・A[砂糖・みりん・しょうゆ各大さじ1、酒大さじ2]
作り方(調理時間15分)
(1)鶏肉はひと口大に切る。酒をもみこみ、かたくり粉をまぶす。
(2)レンコンとピーマンはひと口大に切る。Aは合わせる。
(3)フライパンに油を温め、中火で肉の両面を焼く。肉の色が変わったらレンコン、ピーマンを加えていためる。
(4)全体に油がまわったらAを加え、汁気がなくなるまでいため煮にする。
ひとくちメモ
レンコン 穴を通して先を見通せることから、古くから縁起のよい食べものとされてきました。お正月の煮しめにも欠かせない野菜です。選ぶときは、太くて皮に傷のないものを。残りは切り口をラップで包んでポリ袋に入れ、野菜室で保存します。
(ベターホームのお料理教室=大井 一範撮影)
[NIKKEIプラス1 2021年12月11日付]
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