2023年2月3日発売の「日経トレンディ2023年3月号」 ▼Amazonで購入する では、「ANA & JAL 最新案内」を特集。コロナ禍で海外旅行に行きにくい状態が続き、大量のマイルが余っている人は少なくない。マイルを有効にかつ得に使う戦略を解説。新たに2社が力を入れる「クレカ以外のため方」も紹介する。

※日経トレンディ2023年3月号より。詳しくは本誌参照

ダミーダミー
新たにANA & JALが力を入れる「クレカ以外のため方」を紹介する

 買い物などでためられるポイント類の中で、「マイル」の人気が高いのは、特典航空券に交換すれば価値が一気に増すから。便や席種によっては、1マイルが5円以上になることも多い。2022年10月の水際対策緩和や全国旅行支援などにより旅行解禁ムードは高まっており、今こそ特典航空券の出番だといえる。

■1マイルの価値は5円以上になり得る
23年5月下旬のローシーズンを想定して、東京ーホノルル間(片道)の特典航空券と早期割引運賃を比較
2023年5月下旬のローシーズンを想定して、東京ーホノルル間(片道)の特典航空券と早期割引運賃を比較
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燃油サーチャージが22年から高騰中

 国際線の特典航空券で今気になるのは、燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)の高騰だ。23年2~3月のANAの場合、日本から欧州や北米、中東、オセアニアへ旅行すると、片道4万9000円(非課税)が追加でかかる。JALは少し安いが、それでも同4万7000円(同)だ。ただ逆に言えば、燃油サーチャージが高いときこそ、旅行では特典航空券でトータルの旅行費用を抑えるのもよいだろう。休みが取れる日程が数カ月以上先ならば、あくまで安さを追求して待つのもありだ。燃油サーチャージは発券した時点で計算される。しばらく様子を見て燃油サーチャージが下がるかを確認してから予約を検討してもよい。

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