Men's Fashion

ラクに洗える象印の水筒 栓・パッキンが一体に

イイネ!

2022.11.8

象印マホービンが販売する水筒「シームレスせん」シリーズの売れ行きが好調だ。蓋を回して開けるタイプのSM―ZAは2020年9月に発売してから累計販売本数が約164万本に到達した。

栓とパッキンが一体化していることが特徴で、水筒を洗う際の手間が省ける。家族が多い家庭や、共働きの夫婦など家事が忙しい客から支持が集まった。「忙しい時間が楽になるのが楽しみ」(30代女性の利用者)。

シームレスせんを開発する前は、隅々まで洗えるように細かく分解できる商品案があった。マーケティング調査で「パッキンの取り外しが手間だ」という声があることがわかり、部品を少なくする方向に転換したという。

9月からはSM―ZAが在庫限定品となっており、SM―ZBとしてリニューアルした。SM―ZBの希望小売価格は360ミリリットルが5500円、480ミリリットルが6050円。4色を展開している。同社のオンラインストアや、全国の家電量販店などで販売している。

[日経MJ 2022年10月12日付]

「イイネ!」記事一覧