タケノコと牛肉のバターじょうゆいため 香り楽しむ

日経プラスワン

ふんわりとバターの香る、タケノコのいためもの。タケノコはかたくり粉をまぶし、味をからみやすくしました。仕上げにふる粉ざんしょうが好相性です。

パックや缶詰で売られているゆでタケノコ。においが気になるときは、使う前にさっとゆでるとよいでしょう。かぶるくらいの湯を沸かしてゆでタケノコを入れ、ひと煮立ちしたらざるにとります。

タケノコは先端がやわらかく、根元に近づくほどかたくなります。先端付近はあえものや汁ものに、根元は、いためものや煮ものに向きます。

もちろん、今が旬の生のタケノコでも! 下処理が必要になりますが、手に入ったらぜひチャレンジしてみてください。この季節ならではの香りや歯ごたえを楽しめます。

材料(2人分、1人あたり330kcal)
・ゆでタケノコ120g
・かたくり粉大さじ1/2
・牛薄切り肉150g
・塩・コショウ各少々
・ショウガ小1かけ(5g)
・A[酒大さじ1、しょうゆ小さじ2、砂糖・みりん各小さじ1]
・バター15g
・粉ざんしょう適量

作り方(調理時間20分)

(1)タケノコは長さ3~4cm、厚さ1cmに切り、かたくり粉をまぶす。ショウガはせん切りにする。

(2)肉に塩、コショウをふる。

(3)Aは合わせる。

(4)フライパンにバターを溶かし、タケノコを入れ、中火で焼き色がつくまで2~3分焼く。

(5)肉とショウガを加えて1~2分いため、肉の色が変わったらAを加えて混ぜる。

(6)器に盛り、粉ざんしょうをふる。

献立の例 アスパラガスのごま酢あえ、とうふとワカメのみそ汁

ひとくちメモ

タケノコが余ったら ゆでたタケノコは保存可能。冷蔵なら、水につけて約1週間保存できます。水は毎日かえましょう。食感は多少ザラつきますが、冷凍も可能。使いやすい形に薄めに切り、ラップで包んで保存袋に入れます。使うときは、凍ったまま加熱調理を。

(ベターホームのお料理教室=大井 一範撮影)

[NIKKEIプラス1 2022年4月9日付]

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