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トランクルーム、収納の目安は8割 ラックで高さ出す

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NIKKEI STYLE

家の収納不足を補うため、トランクルームの利用が増えている。コストをかけて保管するなら徹底的に活用したい。家の収納と連動させた上手な使い方を収納の専門家に教えてもらった。

日用品を大量にストックしたり、仕事の資料を持ち帰ったり。コロナ禍で物が増える一方で、マンションも戸建ても占有面積が減り、収納スペースが削られている。「整理しても片付かないのは、そもそも収納が足りていないから」。整理収納サービスを提供するインブルーム・お片付けコンシェルジュの伊坪美和さんはこう指摘する。

解決策の一つが、収納サービスの活用だ。「トランクルーム」「レンタルボックス」などと呼ばれ、店舗数が急増している。屋外に置かれたコンテナを使う「屋外型」と、建物内に個室やロッカーを設けた「屋内型」があり、どちらも荷物の出し入れや管理は自分で行う。最近は荷物を箱に詰めて送り、倉庫で管理してもらう「宅配型」もある。

いずれも月額で利用料を支払う。条件により異なるが、都内の屋内型で1畳月1万円程度が目安だ。第2のクローゼットや納戸として無駄なく使い続けるカギは3つある。

何を預けるか オフシーズンの衣類、布団、季節家電、クリスマスツリー、キャンプ用品など、使用頻度が年1回や数カ月に1回で、かつ場所を取る物。二度と使わない物や壊れた物を入れっぱなしにするのはお金と労力の無駄。思い切って処分しよう。

書籍、仕事の資料、思い出の品、コレクションなど、捨てるに捨てられない物を預けるのもおすすめだ。「一旦、距離を置くことで踏ん切りがつけられることもある」と伊坪さんは助言する。

どう保管するか 荷物を段ボールやビニール袋に入れ、ルームの床に積み上げるのは効率が悪い。伊坪さんはラックを使って高さを出す収納法を提案する。部屋の間口、奥行き、高さ、入り口の大きさをあらかじめ測り、それに合ったラックを導入しよう。

段ボールは虫がわく。衣類や靴は透明な衣装ケースに入れ替えよう。中身が見えるので探す手間も省ける。家の収納と同じで、「ぎっしり詰め込むと通気が悪くなり、カビや劣化の原因となる。8割収納を心がけて」(伊坪さん)。

空調設備が整った屋内型のルームでも詰め込み過ぎは厳禁だ。カビや虫の原因となるので、荷物は汚れを落としてからしまい、除湿剤なども適宜利用しよう。

出し入れを楽に 家の収納との違いは荷物の運搬があることだ。持ち手の付いたカゴやキャスター付きのケースを活用しよう。

持ち出す頻度に合わせ、よく使う物は手前、あまり動かさない思い出の品などは奥に収納。「衣類は家と同じ型の引き出し式ケースに入れれば、衣替えの時期に引き出しだけ入れ替えればいい」(同)

物のグルーピング収納もおすすめだ。例えばキャンプ用品は関連する物を1カ所にまとめて置けば取り忘れがない。さらに「スマホで荷物の写真を撮るか、リストを作ってドアに貼っておけば、誰が探しに来てもわかる」(同)。

使い方がイメージできると、自分に合うルームが探しやすくなる。預ける物を第一に考えると、「家の収納の延長で使うなら空調設備の整った屋内型、キャンプ道具や仕事道具、家電、大型家具などは屋外型と使い分けてもいい」。トランクルーム「ハローストレージ」を全国展開するエリアリンクの椿友美さんはこう説明する。

車の有無、月額料なども考慮すると「徒歩で通うなら家の近くにある屋内型、郊外に住んで車を持っているならロードサイドの屋外型が便利。料金は郊外の屋外型が割安」(「イナバボックス」を運営するイナバクリエイトの仁平豪治さん)。

スマートフォンのアプリに抵抗がない人は、宅配型の収納サービスも便利だ。「衣類や本、コレクションを1、2箱預ければ十分。出し入れは面倒、月額料金も抑えたいという人に向いている」(サマリーが運営する「サマリーポケット」の広報担当)

サービス概要やセキュリティー、保証などは運営会社のサイトで確認できる。収納できる荷物の量を動画で見せたり、コールセンターで相談に応じたりする会社もある。事前によく確認し、使い勝手のいいサービスを見つけよう。

◇  ◇  ◇

プラスαのサービスも

利用者の増加、使い方の多様化に応えてトランクルームは進化中だ。部屋タイプ、空調などの設備、セキュリティー、保証といった品質の向上も目覚ましいが、プラスαのサービスも見逃せない。サマリーポケットは預かった衣類や靴をクリーニングしてから保管するオプションサービスを提供。「衣替えの際の手間が省けると好評」。イナバボックスはコインランドリーと共同出店するほか、会議室を備えた店舗も展開。「趣味の道具などは預けておき、手ぶらで集まって楽しんでほしい」と提案している。

(ライター 奈良 貴子)

[NIKKEIプラス1 2021年10月9日付]

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