定番シャンプー、26年設計変えず 「ラ・カスタ」

ヘアソープ 21㊧とヘアソープ 35㊥は26年続く定番商品だ

ヘアケア商品を手掛けるアルペンローゼ(東京・中央)の「ラ・カスタ アロマエステ」シリーズにはブランド発足から26年間変わらない定番のシャンプーがある。植物のエッセンシャルオイル(精油)の香りを生かした自然派化粧品としてのブランド定着に取り組み、はやり廃りの激しいヘアケア分野で世代を超えたリピーターを獲得している。




同社はアロマテラピーが持つ美容や健康の効果に着目し、1996年に「ラ・カスタ」を立ち上げた。当初のヘアケア商品はシャンプーとトリートメント各2種類から始まった。

「さらさら」「しっとり」の定番

シャンプーはシトラス系の香りでさらさらに仕上がる「ヘアソープ 21」とフローラル系でしっとりの「ヘアソープ 35」で、香りや基本的な設計は当時から変わらず今も定番商品だ。ラベンダーやイランイラン、ローズマリーなどのエッセンシャルオイルが配合されている。

「ラ・カスタ アロマエステ」シリーズのシャンプーとトリートメントはともに2200円。今年5月にはシャンプーを再生ペットボトルからできた容器に変更し、環境への配慮を強化した。容器の形状は従来の平たい形状から細めの円柱にし、女性の手にも収まりやすくした。

ブランドマネージャーの石井智子さんは「シャンプーやトリートメントは日用品のイメージが強いが、感度の高い女性たちにとって使って心地よく美しくなれる『化粧品』であってほしい」と話す。実際、ラ・カスタの直営店の大半は百貨店の化粧品売り場のフロアに出店している。

香りや仕上がりに根強いファンが多く、学生時代からアロマエステシリーズを使ってきた女性が母親となり、子どもが生まれてからも一緒に使い続けている例もある。ラ・カスタの直営店には50~60代と30代の母娘がそろって来店する姿が見られるという。

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北アルプスの雪解け水を使用