消費者の嗜好やライフスタイルの変化、多様化をがっちりつかんだRTD(Ready to Drink)市場。2021年に市場規模は過去最大となり、22年も大きな伸びが見込まれている。20代後半の男女は、どんな缶チューハイや缶カクテルを好んでいるだろうか?

 マクロミル ブランドデータバンクが国内の約3万人の消費者に実施した最新の調査結果(第35期、2022年7月)から、「好きなチューハイ・カクテル」の結果に着目。20~60代の男性、女性とそれぞれ比較して、25~29歳の男女がどんな缶チューハイや缶カクテルを好んでいるかを分析した。

 22年発表の「サントリーRTDレポート2022」によると、そのまますぐに飲むことができる缶チューハイ・サワー、缶カクテル、缶ハイボールなどのRTD(Ready to Drink)の21年の国内市場は14年連続で前年を上回り、過去最大の規模に成長。22年も大きな伸びが見込まれている。節約志向などを背景に国内消費量が中長期的に減少を続けるビールと比べると、その好調さはさらに際立つ。

全年代で見たときの3強ブランドは?

 まずは20~60代の男女全体のランキングから見てみよう。

NIKKEI STYLE

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