2022年3月4日発売の「日経トレンディ2022年4月号」では、「ずるい!エクセル【学び直し】」を特集。デジタルノートやアイデア整理など、様々な作業シーンで役立つアプリが多くある。ワードで文章を作成しやすい「Yoink」や、デジタル手帳アプリ「Pencil Planner & Calendar Pro」など、ガジェットやアプリに詳しい識者にお薦めアプリを聞いた。

※日経トレンディ2022年4月号より。詳しくは本誌参照

 iPad版Officeは非常に強力なツールだが、iPadの能力をフル活用するには十分でない。App Storeには、デジタルノートやアイデア整理など、様々な作業シーンで役立つアプリが多くある。そこでガジェットやアプリに詳しい識者に、仕事でお薦めのアプリを聞いた。一部は有料だが、入手する価値のあるアプリばかりだ。

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Microsoft Office快適化

 iPad版Officeを活用している人は、エクセルやワード、パワーポイントを、より効率的に使えるアプリを優先したい。「Yoink」は、ワードで文章を作成するのに相性がいい。iPadでは通常コピーしたテキストの履歴が1回分しか残らないが、Yoinkを使えばWindows 10以降のように、複数の履歴を残せる。ウェブサイトなどから大量にテキストや画像をコピーしておき、後から一気に編集が可能。時短につながり、書類作成の機会が多い人に向く。

 書類を読む手助けをしてくれるのは、「Liquid Text」だ。ワードやPDFなどで長文を読むときに、重要な箇所をピックアップして、隣の「ワークスペース」に残しておける。ピックアップしたテキストは順番を入れ替えたり、付箋のようにコメントを入れられたりするので、文章の要点を整理するのにもってこいだ。整理した内容は、ワードやPDFに書き出すこともできる。

Apple Pencilフル活用

 Apple Pencilなどペンが必須にはなるが、手帳やノートのデジタル化を思わず考えたくなるアプリもある。「Pencil Planner & Calendar Pro」は、スケジュールやタスクの管理に使えるデジタル手帳アプリ。ガジェットに詳しいライターの小暮ひさのり氏は、「通常のデジタル手帳アプリは表示形式を変えると手書きした内容が引き継がれないことが多いが、日・週・月と表示を切り替えても、手書き内容が引き継がれるのがメリット」と言う。

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