北京五輪、何に注目する? 場外波乱、実力出せるか

北京は夏季・冬季五輪を開催する初の都市となる(写真はイメージ)=PIXTA

「北京冬季五輪が迫っています。また日本の金メダルをたくさん期待できるのかな」「新型コロナウイルスの感染拡大はまだ収束していないし、騒がれている外交ボイコットも大会に影響しそうだね」

2022年2月に開幕が迫る北京冬季五輪の見どころや課題について、バーチャルキャラクターの日比学くんと名瀬加奈さんが北川和徳編集委員に聞きました。

日比くん「北京五輪のコロナ対策は東京五輪とどう違うのですか」

東京大会は無観客でしたが、北京は国内居住者限定で観客を入れることを目指しています。ただ変異ウイルスのオミクロン型の状況次第です。感染対策は関係者と外部の接触を遮断する「バブル方式」が中心ですが、今回は報道陣も、いったん入ったら外に出られません。

中国では当局によってはるかに厳格にルールが運用されることでしょう。東京ではルールを守らず外出する選手、関係者への対応が甘いと問題になりましたが、今回は違反は即、大会追放や罰金などの可能性があります。

名瀬さん「日本の金メダルが期待される競技、選手を教えてください」

まだ代表が決まっていない競技もありますが、フィギュアスケート、スピードスケート、スキーのジャンプやモーグル、スノーボードなどに金メダルの期待があります。有力選手のほとんどが4年前の平昌五輪でも活躍している実績のある顔ぶれというのが大きな特徴です。

フィギュアスケート男子の羽生結弦選手(27)は北京で優勝すれば、この種目で94年ぶりの3連覇の偉業となります。本番では彼が世界で初めて挑戦している4回転のアクセルジャンプが成功するかどうかも注目です。

同種目は前回銀メダルの宇野昌磨選手(24)、成長株の鍵山優真選手(18)も頂点を狙う力があります。世界選手権を3連覇している米国のネイサン・チェン選手(22)との争いになるでしょう。

スピードスケートは女子500メートルで小平奈緒選手(35)が五輪連覇を目指します。平昌の1500メートルで2位、1000メートルで3位だった高木美帆選手(27)はさらに力をつけており、前回金メダルのチームパシュート(団体追い抜き)を含めて3冠が狙えます。

フリースタイルスキー・モーグル男子の堀島行真選手(24)、スノーボードのハーフパイプ男子では戸塚優斗選手(20)、2大会連続銀メダルで東京五輪はスケートボードに出場した平野歩夢選手(23)、ノルディックスキー・ジャンプ男子の小林陵侑選手(25)、前回銅メダルのカーリング女子のロコ・ソラーレなどの競技を楽しめそう。

次のページ
ちょっとウンチク