環境配慮の化粧品「アスレティア」 原料も店作りも

表参道の旗艦店では、アスレティアのアロマミストを使った瞑想プログラムを体験できる(東京都渋谷区)

花王傘下のエキップ(東京・品川)が展開する化粧品ブランド「アスレティア」は、天然素材にこだわった化粧水やオイルなどスキンケア商品を扱う。サステナビリティーを突き詰めた本格的な「クリーンビューティー」のブランドだ。10月にはクリーンビューティーが市民権を得る欧州にも進出。日本で誕生して世界で育つブランドを目指す。




「美しさは鍛えられる」をコンセプトに心身の健康目指す

アスレティアは2020年2月に発足した花王の中でも新顔のブランドだ。モノだけでなく、ライフスタイルを提案する点に重きを置くのが、同社発のブランドとして新しい取り組みだ。「美しさは鍛えられる」をコンセプトとし、運動や瞑想(めいそう)とスキンケアを掛け合わせて心身の健康を支えることを目的とする。

商品の素材や容器、店舗の内装にいたるまで、サステナビリティーにこだわるのがアスレティアの特徴だ。クレンジングや美容液、化粧水など現在約40種類の製品をそろえる。自然、環境、社会になるべく負荷をかけずに自身の美しさに磨けるのがクリーンビューティーの考え方だ。

アスレティアの化粧水などに共通して使われる植物のアシタバとシソは、ブランドが独自に持つ畑で栽培している。日本国内にある畑は土壌づくりの段階から環境に配慮した基準にのっとって整備されている。

アシタバとシソは農薬や化学肥料を使わずに育てられ、エキス抽出後の残りは肥料として畑に戻る。この農園で育てたものは、一般的なアシタバやシソに比べてポリフェノールの含有量が2倍以上になったという。

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容器も店舗内装も環境配慮しているオーガニックコスメ