「お茶くみしてね」なぜ私? まだ残る職場の「駄言」

2021/11/22
お茶くみやコピー取り、電話番など、職場における雑務の負担が、なぜか女性のほうに多く回ってきてしまう。見て見ぬふりをしていませんか?
日経 X woman

『早く絶版になってほしい #駄言辞典』(以後、『#駄言辞典』)。ジェンダーにまつわるステレオタイプから生まれる400を超える「駄言」を、エピソードとともに紹介している本書から、駄言の実例とその駄言を生んでいる背景の分析を紹介します。今回は「キャリア・仕事能力」に関する駄言とその要因「その2」を掲載します。

「女性がいれたお茶はおいしいナァ」

女性に「お母さん」的な役割を押しつける職場はまだあります。以前は、女性は早く出社し、全社員にお茶を配り、退社前には全員分の湯のみを洗わなければいけなかった職場もあったそうです。そんな中、「お茶くみ反対」運動を巻き起こし、大変な思いをしてこの悪習を撲滅するために行動した人たちもいたのです。

しかし、女性社員だけがお茶くみをさせられる「習慣」はもはや過去の遺物かと思いきや、今回、複数の人からの投稿で、まだこの習慣が残っていることが明らかになりました。20代女性からの投稿もあり、今の若手社員の中にも、現在進行形でこうした経験から仕事へのやる気を失っている人がいると分かりました。

早く絶版になってほしい #駄言辞典

著者 : 日経xwoman
出版 : 日経BP
価格 : 1,540 円(税込み)

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駄言の実例「お茶くみしてね」