小学校受験にかかる費用のリアルが知りたい

編集C あと、小学校受験にかかる費用も気になります。Bさんは唯一、お受験塾に子どもを通わせたことのある「経験者」ですが、 やっぱり合格するならお受験塾は必須なんでしょうか?

編集B(小1、年中児のママ) 私もよく分からないんですが、むしろ、通わずに私立小学校に合格した人というのを聞いたことがないんですね。人によっては塾を2つ掛け持ちしていたくらいですから。

編集C 2つ掛け持ちとなると、お金はもちろん、時間も相当割くことになりそう……。

編集B 掛け持ちは、正直、フルタイム勤務の共働きにはちょっと現実的ではないような気がします。未就学児のお受験塾って、一部の塾を除いて親の同伴が必須なので、そこが中学受験とは大きく違う点で、共働き家庭でも通える「土日にやっているお受験塾」は枠が少ないので大変です。費用は、いつから塾に通い始めるかなどでも大きく変わってきますが、基本的には、年齢が小さい子のほうが高くなると思うので。コスト面はしっかり押さえた上で、する、しない、できる、できないを判断する必要があると思います。

そもそも、小学校受験はどんな対策をするのか?

編集A そもそも、働きながら受験対策をするのはどのくらい大変なんでしょうね。忙しくても可能なのかを知りたいです。子どもにかかる負担も、有名私立小学校に入学するためには「子どもに段ボール何箱分ものドリルをさせる」なんて話も耳にしますよね。

編集B うちの子はお受験を断念しました。人によっては、テレビや動画共有サイト「ユーチューブ」などを見せて、漫然とした幼児期を過ごすのであれば、受験対策であっても、積極的にお手伝いをさせたり、日常会話の中で学びを提供できたりするほうが、子どもとの時間を密にするし、すごくいい関係を築けると思う人もいるようです。子どもが楽しくやっている場合の話ではあると思いますが。

編集C 子どもが楽しく取り組めるのか、嫌がる場合はどうすればいいのかも気になります。受験勉強では、運動や面接などの対策が必要で、複数の子どもを一緒に過ごさせる行動観察では、子どものコミュニケーション能力や親との日常的な関わりなども厳しくチェックされているとか。小学校受験をするとなると、日常的に、親子時間をどう過ごしていくのかから見直していく必要があるのかもしれませんね。

共働き家庭にお薦めの「志望校選び」のポイントとは?

編集B 小学校受験は、子どもだけでなく親も見られていますし、それだけに、学校選びは慎重に行いたいですよね。昨年度は、コロナ下ということで、受験のやり方もずいぶん変わってきていたみたいなので、それが、共働き家庭にとって追い風なのかどうかも知りたいです。

編集C 名門校かどうかよりも、私は、子どもの将来に役立つ進学状況などの情報が知りたいです。小学校から大学までストレートに進学する、という目的だけではなく、中学受験をするために、より受験に向く環境を求めて、あえて私立の小学校へ行ったりする子もいるみたいで。そういう意味で、受験先の学校の何が魅力なのかはしっかり押さえておきたい。

編集D あと、6年間お弁当持参などだと親の負担があまりにも大きいので、給食があるかないか、アフタースクールが充実している学校か。また、PTAの参加や保護者同士の付き合いなどはどうなのか、共働き視点の学校情報をリサーチできるといいですよね。

(構成 日経xwoman DUAL編集部)

[日経xwoman 2021年9月3日付の掲載記事を基に再構成]

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