
A. 始める前に各社のポイント還元率や投信の品ぞろえもチェック!
トクニャン(以下、トク) お得情報好きなネコ、トクニャンだニャ。読者にも人気が高い投資信託の積み立て。なんと、最近は積立額がクレジットカードで決済できて、その分のポイントもためられるサービスが注目されているそう。ポイントで得をする「ポイ活」に詳しいファイナンシャルプランナー(FP)の風呂内亜矢さんに聞いてみるニャ!

風呂内(以下、風) こんにちは、トクニャン! クレジットカードを用いた「投信のクレカ決済」は、2018年の金融庁による規制緩和で実現した新しいサービス。同サービスを進める楽天証券では、投信の積み立てをしているユーザーの76%がクレカ決済を選んでいるというデータもあります。
トク へえ~、カードは自分の使っているものでOKなのかニャ? どの証券会社でできるのか、教えてほしいニャ!
風 カードでの投信積み立てができる証券会社とカード会社の組み合わせは決まっていて、tsumiki証券×エポスカード、セゾンポケット×セゾンカード/UCカード、楽天証券×楽天カード、SBI証券×タカシマヤカード、21年6月からスタートしたSBI証券×三井住友カードなどのサービスがあります(21年9月15日時点)。マネックス証券も今後、同様のサービスを開始予定だそう。各社とも、積み立ての上限額は月5万円まで。また、ラインアップにある「つみたてNISA」対象投信も選ぶことができ、運用益非課税という恩恵を受けられる点もうれしいところです(*1)。
*1 「つみたてNISA」対応投信の場合は年40万円の積立額が上限。
トク ほー! 資産形成しながら節税とポイ活もできるなんて、いいことずくめだニャン。
