本業で営業、副業で広報 育児も両立のパラレルワーク

2022/1/14
本業・副業・育児を両立するコツとは?(写真はイメージ=PIXTA)
日経 X woman

新しいスキル開拓の可能性を探ったり、人とのつながりを広げたり……。注目されている副業・複業のコツを、成功しているパラレルワーカーたちに伝授してもらいます。今回は、本業で営業を担当しながら、副業で広報という異職種へのチャレンジを始めた岡紗恵子さんに聞きました。

「ボランティアしたい!」が転職のきっかけに

ワーキングマザーに特化した転職支援、ボランティア活動のマッチングサービスなどを展開するスタートアップ企業mog(モグ、東京・渋谷)で、営業を担当する岡紗恵子さん。新卒で入社した大手人材企業から、育児休業・復帰を経て2020年10月に同社へ転職。同年12月から、地方企業に対して副業人材を紹介するスタートアップ企業JOINS(ジョインズ、長野県白馬村)で、副業の広報としても働き始めました。

副業で異職種へのチャレンジを始めた岡紗恵子さん

海外の顧客を相手に営業企画の仕事をしていた前職時代、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、案件が軒並みストップしてしまう状況に。「育休から復帰してもほとんど仕事がない状態でした」と語る岡さんは、空いた時間でボランティア活動を始めようとマッチングサービスの利用を申し込んだことをきっかけに、mogに出合いました。

初めはユーザーの一人として連絡を取ったわけですが、「営業の経験がある人材をちょうど求めていたんです!」とスカウトを受け、転職することに。大手企業から少数精鋭のスタートアップ企業に移り、さまざまな業務を兼任する中で、自分のスキルがサービスの成長に直結することを実感したといいます。

スキルアップ意識の高まりから副業に挑戦

「前職にいたころから、ボランティアだけでなく副業にも興味があり、『ゆくゆくはやってみたいな』という気持ちで情報収集はしていたんです。ただ、転職をして改めて、自分の強みを見直したいという思いや、別の場所でも自分のスキルが発揮できるのか試したいという気持ちが強まりました。それで、副業をしようと本格的に動き始めました」

現在の副業先に関心を持ったのは、働き方に関するビジネス雑誌の特集で取り上げられているのを見かけたのがきっかけでした。企業の公式ウェブサイトを通じて、副業で参画できないか打診。広報業務の補助を含めたバックオフィス担当として働くことが決まりました。

2021年10月からは、メインで広報を担当することに。メディア取材の調整やアテンド、リリース作成などを一手に担います。

岡さんは、本業でも数々の業務を担当しているのみならず、現在2歳の子どもを育てる母親でもあります。1日の時間をどのように配分しているのでしょうか。

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