日経ウーマン

2022/1/11

最低利用期間、配送料は事前に必ず確認を

大 さまざまな家電サブスクサービスがありますが、必ずチェックしておきたいのは、最低利用期間。3カ月という設定が多いのですが、商品によっては3泊4日など、短期で借りられるものもあります。利用期間内に途中返却すると、解約手数料などがかかることが多いので注意しましょう。また、配送の際も別途、配送料や回収手数料がかかる場合があるので、要確認。配送料が無料でも、受け取れず再配達になると送料がかかることもあるので、気を付けて。

イラスト おおの麻里

トク 冷蔵庫や洗濯機みたいな大きい家電は「長く使いたい」人が多そうだけど……。レンタルと比べて、どちらがトクかニャ?

大 長く使う場合は、やはり購入したほうがトクですよね。レンタルして気に入ったらそのまま購入できるサイトもあるので、チェックしてみてください。

トク 最後に、大和さんおすすめの「家電サブスク」を教えて!

大 最新のおしゃれ家電を試してみたい人には、「クラス」や、「サブスクライフ」がおすすめ。クラスは25カ月目からレンタル料半額、37カ月目からは8割引きなど、長期利用の割り引きあり。ただし、買い取りはできません。サブスクライフはバルミューダなどのデザイン家電に強く、一部を除いてレンタル後の購入も可能。品ぞろえという点でのイチ推しは「レンティオ」。一般的な家電のほか、ロボットやVRゴーグル、フィットネス器具など、幅広いジャンルを取り扱っています。変わりダネとしては、家電などの個人間の貸し借りをマッチングする“レンタル版メルカリ”、「アリススタイル」というサービスも。

トク ほお~、早速サイトをチェックしてみるニャ!

この人に聞きました

大和貴人さん
ユニベル代表。大学卒業後、都銀、広告代理店勤務を経て、2019年にユニベルを設立。「日本一のサブスクマニア」として、サブスク紹介サイト「コスパ部」を立ち上げる。

(取材・文 澤田聡子、イラスト おおの麻里)

[日経ウーマン 2022年1月号の記事を再構成]

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