書くことと向き合える真ちゅうのボールペンとシャープペン

高級筆記具の中でも人気が高い素材の1つが「真ちゅう」です。真ちゅうとは銅と亜鉛を混ぜ合わせた合金で、見た目に高級感があります。高級感もさることながら、真ちゅうの一番の魅力なのは「経年変化」です。革製品と同じように日々使っていく中で経年変化が起き、アンティークのような質感に変化していくので、自分だけの風合いを楽しむことができます。そんな真ちゅうを素材に採用し「触れて、掴(つか)んで、味わう」をコンセプトに誕生したペンがデザインフィル(東京・渋谷)が展開する「PLOTTER」の「ボールポイントペン」と「メカニカルペンシル」です。

カラーはシルバーとゴールドとブラックの3種類

このペンは全体に金属に細かい凹凸状の加工を施した「ローレット加工」の美しいフォルムが魅力です。日本国内の熟練工場と連携しながら1年以上の期間をかけて開発しました。「グッドデザイン賞」をはじめ、ドイツのデザイン賞の「iF Design Award」や、国際的なデザイン賞「Red Dot Design Award」など様々な賞を受賞した世界が注目するペンです。ボールペンの「ボールポイントペン」とシャープペンの「メカニカルペンシル」の2種類。ボディーカラーはゴールドとブラックそして、新色のシルバーの3種類。価格は5500円(税込み)です。

シャープペンも回転繰り出し式

ボールペン、シャープペン共に回転繰り出し式が採用されています。ボールペンはキャップを時計回りに回転させると芯が出ます。キャップを反時計回りに回転すると芯を収納できます。シャープペンは時計回りに回転させることで「ガイドパイプ」が出てきます。その状態でさらに時計回り回転するとノックする役割があるので、シャープペンの芯の長さを調整できます。シャープペンでは珍しい回転繰り出し式が採用されているのもポイントです。

ペンはそれぞれ0.5ミリ

ペンの太さはボールペンとシャープペン共に0.5ミリ。ペン先に重心を持たせた低重心設計になっているので、力を入れなくても自然と筆が進みます。全体に施された金属に細かな凹凸を加えるローレット加工は、様々な握り癖の方でもフィットするよう、グリップの役割を果たします。

PLOTTERの手帳と合わせて使うのもオシャレ

「ボールポイントペン」と「メカニカルペンシル」はデザインフィルの「PLOTTER」というブランドで展開しています。PLOTTERはあらゆるクリエイティブワークを楽しむ人のためのツールとして誕生したブランドで、レザーバインダーやリフィルの種類が豊富にそろっています。この筆記具もPLOTTERのアイテムと相性が良くつくられているので、書くことと記録することを楽しめます。

回転繰り出し式のペンの魅力

高級筆記具の中にはノック式やキャップ式ではなく「回転繰り出し式」という左右に回転させるとペン先がでてくる仕組みを採用しているものが多数あります。私も生活の中で使っているのですが、回転繰り出し式の場合は「書く」動作の前に一拍呼吸を整えて「書くぞ」と気持ちを切り替えてから使うことができるのが魅力だと感じています。毎日の生活や仕事に追われる中、大切な書類や記録を残すときに、気持ちを落ち着かせてから、作業に取り掛かる切り替えの役割をしてくれます。新生活などの節目やプレゼントに大切な一本を探してみてはいかがでしょうか?

(文/写真 やまぐちまきこ)

やまぐち まきこ
年間300万PVを超える人気ブログ「フムフムハック」の編集長。文房具を中心に「読んでフムフム・ワクワクする」コンテンツを発信。雑誌やWEBで文具ライターとしても活躍中。フムフムハック:https://www.fumufumu89.com/