A. 自治体、民間などさまざまなアプリが登場している。マイナンバーカードがいらない簡単登録の民間ワクチンパスポートも。飲食店や宿泊施設などで提示すれば特典が受けられるものも。
トクニャン(以下、トク) お得情報好きなネコ、トクニャンだニャ。みんな「ワクチンパスポート」って知ってるかニャ? スマホにアプリを入れておくと、旅先や飲食店などでいろいろ特典があるみたい。今回は、民間企業で初めてのワクチン接種証明アプリ「ワクパス」を開発・運営するICheck(アイチェック、東京・千代田)取締役の山口慶剛さんに、利用方法や注意点を教えてもらうニャ!
山口(以下、山) こんにちは。トクニャンはもうワクチンを接種しましたか?
トク 去年の夏に2回目の接種をしたニャ! その後、ワクチン接種済みの人が利用できる特典付きのホテル宿泊プランを予約したんだけど、紙の接種記録書を持っていったらヨレヨレになっちゃって……(涙)。
山 「電子化」のメリットはやはり、劣化しにくく携帯しやすいこと。「お財布は忘れても、スマホは忘れない」くらい、肌身離さずスマホを持ち歩きますしね。当社は2021年秋にワクチン接種記録アプリ「ワクパス」をリリースしましたが、東京都などの自治体も独自のアプリやサービスを開発しています。21年12月には、日本政府公式のアプリもスタートしましたね。
トク ほ~、でもどのアプリを使ったらいいか分からないニャ。
山 国内用だけでなく、海外渡航者用の証明が欲しいなら、政府が提供する「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」になります。ただし、登録するためにはマイナンバーカードが必要です。海外渡航が目的ではなく、「国内用の接種証明だけでいい」人は、自治体や民間のアプリも活用してください。「ワクパス」はマイナンバーカードに限らず、免許証、パスポート、在留カードのいずれかを登録すればOKです。
