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ブームの予感(日経MJ)

ウエストゴム…20代女子は「楽ちんファッション」

2014/6/8

ファッションは無理しない――。女子大生ら20代のおしゃれの「鉄板」がウエストゴムスカート。ピアスよりイヤリングを愛用し、体をいたわる夜用ブラに手が伸びる。背伸びしてちょっと派手めのおしゃれを楽しんだバブル期の20代とは一線、何より「楽ちんが一番!」。
女子学生は裾上げの必要がない7~9分丈のパンツを愛用する(東京都杉並区)

「スカートのウエストはゴムがいいですね。一見ベルトみたいだし」。こう話すのは神奈川県内の大学4年生だ。

20~30代に人気があるベルーナのファッション通販カタログ「RyuRyu(リュリュ)」で、パンツとスカートの最強アイテムが「ゴム入りウエスト」のもの。人気上位の「パンツインフレアースカート」(税別、1990円)は後部がゴムで、おなか周りを圧迫しない。

しかし、ゴムウエストといえば中高年向けで「ださい」「だらしない」印象ではなかったか。

ウエストにゴムが入った爽やかな柄のスカート(東京都渋谷区)

最近のトレンドは、カットソーやシャツをボトムスの中に入れる「ウエストイン」。「でも、ウエストが苦しいのは嫌なんです」(都内の大学2年生)。そんな悩みをとらえて、通販各社は「楽ちん」アイテムをそろえた。「トレンドを追いかけたいが無理はしたくない、という20代が増えた」(ベルーナの高野綾子チーフMD)。リュリュでは2014年夏号の戦略商品の6割をゴム入りにし、今秋冬号ではさらに割合を引き上げる。

そごう・西武では4年前と比べて、ウエストがゴムのボトムスの品ぞろえが5割増えた。「以前はミセスに特化したブランドが主流だったが、若年層にも広がっている」という。

「手間をかけたくない」のも最近の傾向だ。三陽商会の「マッキントッシュ フィロソフィー」は今春夏物で初めて、通常丈のパンツの生産をやめ、すべて7~9分丈にした。足首を見せるトレンドに合わせ「面倒な裾のお直しが必要ない」パンツは売りものになると踏んだ。

「お直しをしなくて済むので楽」と話すのは東京女子大学4年の河瀬杏奈さん。短め丈はパンプスにもぺたんこ靴にも合い、靴を選ばない。

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