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ブームの予感(日経MJ)

「目玉」ファッション、神秘的でグロかわいい 個性派女性、服やアクセサリーに取り入れる

2014/2/9

一見不気味な「目玉」だけを柄としてあしらった洋服やアクセサリーが人気を集めている。シュールな雰囲気が魅力でパリコレでも登場。日本でも若い女性が愛用し、ネイルやヘアゴムなどかわいらしくアレンジして取り入れている。「目玉柄」を大きなワンポイントとして、上手にファッションの目玉にしているようだ。
目玉のヘアゴムなどが並ぶ売り場(東京都渋谷区の「HELLCATPUNKS」)

「ちょっと勇気がいるけど、着けてみると目立ってカワイイ」。東京都武蔵村山市の大学生、岩下唯さん(19)は東京・原宿の雑貨店で目玉の飾りが付いたヘアアクセサリーを手に取った。大阪市から来た会社員、村田陽子さん(25)も「個性的でアクセントにぴったり」とヘッド部分が目玉になっている指輪を購入していた。

パンクファッションブランド「HELLCATPUNKS(ヘルキャットパンクス)」では、目玉を使った輸入アクセサリーを多く扱う。ラフォーレ原宿店の売れ筋はヘアゴム(1900~2100円)やヘアクリップ(1900円~)で、1日に20個以上売れていく。指輪やチョーカーも人気だ。中学生から主婦まで、幅広い年代の女性が買っていくという。

目玉をモチーフにしたヘアピンを付けるスタッフ(東京都渋谷区の「HELLCATPUNKS」)

店長の田村裕美さんによると、もともと目玉グッズは音楽のジャンル「サイコビリー」のファンが愛用していた。サイコビリーはロカビリーから派生しパンクロックの影響を受けた音楽で、ホラーメークを施した演奏者が多い。以前は購入者も年長者が多く「白目部分の血管が怖い印象を与え、とても一般受けしなかった」(田村店長)。

しかし2011年ごろに歌手のきゃりーぱみゅぱみゅさんが眼球グッズを衣装に取り入れてから、サイコビリーとは無縁の若年層の女子にも人気が出始めた。昨秋ごろからは店頭に出すとすぐ売り切れる状態という。

田村店長は「最近はグロいのにかわいい『グロかわいい』という定義が身近なオシャレとして定着してきた」とみる。

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