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頭を鍛えるボードゲーム

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弾む会話、節電生活でも

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東日本大震災が発生しておよそ1カ月。被災地はもとより、原発事故の余波もあって、屋内で過ごす時間が増えている家庭も多いのではないだろうか。専門家に家族向けにおすすめのボードゲームを聞いてみた。

800ポイント
ワードバスケット(メビウスゲームズ)
 「しりとり」を基本にした日本生まれのカードゲーム。「あ」から「わ」までのひらがな文字と特殊カードの合計60枚とカードを入れるバスケットを使う。バスケットの中のカードの文字から始まり、手札のカードの文字で終わる3文字以上の言葉を考え、思いついたら素早くその単語を言いながら手札をバスケットに入れる。カードを早く使い切った人が勝ち。「大人と子どもが思いのほか対等に戦える」(浜谷芳孝さん)「思いも寄らない単語が飛び出す愉快さも」(田中誠さん)「手札を切っていくスピード感」(渡辺範明さん)「家族でワイワイ盛り上がれる」(草場純さん)と11人の専門家が推した。(1)1500円(2)2~8人(3)www.mobius-games.co.jp/
432ポイント
ブロックス(マテル・インターナショナル)
 20×20のマス目に区切られた盤面を使ったフランス生まれの陣取りゲーム。各自が自分の色の様々な形をしたブロックを盤面の四隅から置いていく。そのとき同じ色の角と角が接するように置くのがルールで、手元のブロックの形と盤面の空間を考え、うまくはめるのがコツ。「小さな子でもすぐに遊べる」(一階良知さん)が、相手の邪魔をするなど高度な戦略も練れる。「ルールは簡単なのに邪魔をされて思うように置けないこともある。カラフルに染まるボードも目に楽しい」(飯田哲也さん)。2~3人でもプレーできるが公平性を保つためには4人が基本。(1)3460円(2)4人(3)www.blokus.jp/
360ポイント
ドメモ(幻冬舎エデュケーション)
 見えている他人の手札から、見えない自分の手札を当てる推理と駆け引きのゲーム。自分の手札の数字を、場のタイルや対戦者の発言から推理して、すべて言い当てた人の勝ち。「他人の予想のほか、その表情もヒントに」(小野卓也さん)「推理ゲームの傑作」(寺島由人さん)「ほかの人を混乱させるため、わざと自分のタイルに無い数字を宣言することも」(一階さん)など、相手の心をいかに読むかがポイントだ。(1)1890円(2)2~5人(3)www.gentosha-edu.co.jp/products/domemo.html
344ポイント
カタンの開拓者たち(ジーピー)
 愛好家の多い「ドイツの代表的なゲーム」(前野茂雄さん)。参加者は架空の無人島「カタン島」に入植、資源を得て家や道路を作り、開拓していく。これまで日本でも数社が手掛けたが、ジーピー(東京・新宿)が25日に新作「カタンの開拓者たち スタンダード版」を発売予定。(1)3990円(2)3~4人(3)www.gp-inc.jp/catan/
328ポイント
ぴっぐテン(独ツォッホ)
 ドイツの足し算ゲーム。0~10の数字カードを使い、参加者が3枚ずつ札を持つ。前の人が出したカードに自分の手札の数字を足し、合計が10にできたら場の全カードをもらえ、10を超えたらカードを取られる。カードを多く得た人の勝ち。「大人も夢中になる」(暁生さん)(1)1500円(2)2~8人(3)www.amazon.co.jp/
312ポイント
ニムト(メビウスゲームズ)
 「ニムト」はドイツ語で「取る」の意味。1~104の数字カードを使う数字並べ。4枚のカードを起点に数字順に列を作るが、その6枚目に当たると全カードをもらわねばならない。「出すカードで思わぬドラマが生まれる」(能勢良太さん)(1)1000円(2)2~10人(3)www.mobius-games.co.jp/
296ポイント
ねことねずみの大レース(独セレクタ)
 ネズミの駒を動かし、できるだけ多くのチーズを集めるすごろくゲーム。駒はサイコロの目に応じて進めるが、中には猫が進める目もある。ネコに追いつかれないように、しかも多くのチーズを取るリスク管理ゲームでもある。「3分の1の確率で猫が一歩一歩追いかけてくる」(前野さん)(1)6510円(2)2~4人(3)sugorokuya.jp/
248ポイント
ディクシット(仏アスモデ)
 様々な解釈ができる絵柄のカードから、親が出したカードを当てる推理ゲーム。親が手札から選んだ1枚について連想した言葉を参加者に伝え、参加者らはその最も印象が近いカードを各自選んで出す。そこから親のカードを当てる。親は全員に外されても、全員に当てられても得点できない。「参加者の思考の癖を読む」(ぺらねこさん)(1)4600円(2)3~6人(3)shop.tendays.jp/
240ポイント
どうぶつしょうぎ(幻冬舎エデュケーション)
 3×4の12マスの盤面とゾウ、キリン、ヒヨコ、ライオンの8枚の駒で展開するミニ将棋。将棋を簡素化したルールで、絵柄もかわいらしいが、「将棋の要素が濃縮されたシビアなゲーム」(丸田康司さん)で、大人も楽しめる。女流棋士・北尾まどかさんがルールを考案した。(1)1500円(2)2人(3)www.gentosha-edu.co.jp/products/post-34.html
10
232ポイント
ジャングルスピード(仏アスモデ)
 カードをめくって同じ図形のカードを引き当てた人が、真ん中のトーテムを素早くつかみ取る反射神経と瞬時の判断力が問われる。つかみ取ると手札を減らせ、早くカードを無くした人が勝ち。お手つきをすると、場の全員のカードを引き取らされる。「単純なルールで少人数でも大人数でも楽しめる」(杉村啓さん)(1)2700円(2)2~15人(3)sugorokuya.jp/

1位は日本生まれのカードゲーム「ワードバスケット」。しりとりが基本となっているので、初めての人もすぐにできる。最初の言葉と最後の言葉が決まっているために普通のしりとりより難しい。もっとも、3文字以上の言葉という原則を2文字も可とすれば、小さい子どもも加われる。

複数でプレーするボードゲームは自分だけでなく相手の出方を探りつつ駆け引きするものも多い。「面白い上に自然と考える力が身につく。幅広い年齢層が楽しめるものが多い」(NPO法人「ゆうもあ」の一階良知理事長)という。

計算や推理力など算数の要素が盛り込まれているのが、足し算を基本とする「ぴっぐテン」(5位)や自分の手札を推測する「ドメモ」(3位)、手札をどう切っていくかを幾通りも想像する「ニムト」(6位)など。2位の「ブロックス」はジグソーパズルが得意な人ほど有利だ。

4位の「カタンの開拓者たち」は世界的な大ヒットゲーム。「ねことねずみの大レース」(7位)や「どうぶつしょうぎ」(9位)は見た目はかわいいが、いずれもリスク管理や数手先を読むことが必要で頭を使う。8位の「ディクシット」は解答がなく、自分の表現力とそれを踏まえて相手がどう考えるかを推理する心理戦が面白い。

ランキングには「人生ゲーム」など古くからある商品が入らなかった一方、ボードゲームがさかんなドイツ発の商品が4つ入った。日本では電子ゲームが人気だが、空間を共有するボードゲームだからこそ、会話も弾む。節電生活が続く中、久方ぶりにゲームを囲んで会話を楽しんでみてはいかがだろうか。

「じゃんけん」工夫、屋内で楽しく

ボードゲームがなくても屋内での遊び方は多い。日本レクリエーション協会(東京都千代田区)に聞いた。

「じゃんけんお開き」は足を閉じ、向かい合ってじゃんけんし、負けたらつま先を90度に開く。次も負けたら今度はかかとを90度開く。これを繰り返し、両手をついたりギブアップしたりした人が負け。「だるまさんの一日」は「だるまさんが転んだ」の変化形。「だるまさんが笑った」「踊った」など鬼は様々な命令ができる。

「バランス崩し」は運動不足の解消に。向かい合って立ち、お互いに右手で握手し、そのまま互いの右足のつま先をくっつけ、右手で相手を倒す。「遊びに没頭する時間はストレスを軽減し、心の安定をもたらす」という。


 表の見方 数字は選者の評価を点数化。ゲームの発売・販売元。(1)目安となる価格(2)プレー可能な人数(3)購入可能な店やゲーム解説のホームページ(頭のhttp://省略)
 調査の方法 ゲームに詳しい専門家19人に廃盤でなく家族で楽しめるボードゲームを順位をつけて10挙げてもらい、編集部で集計。(敬称略、五十音順)
 暁生(ボードゲーム評論家)▽飯田哲也(アマゾンおもちゃ&ホビーストアマネジャー)▽一階良知(NPO法人世界のボードゲームを広める会ゆうもあ理事長)▽小野卓也(ボードゲームジャーナリスト)▽川上亮(作家)▽草場純(ゲーム研究家)▽小堀結可(博品館)▽杉村啓(ライター)▽田中誠(テンデイズゲームズ店長)▽teine(ボードゲームブログ管理人)▽寺島由人(ゲームデザイナー)▽能勢良太(メビウスゲームズ店主)▽浜谷芳孝(アナログゲーム製作チーム賽苑代表)▽feinyao(ボードゲーマー)▽ぺらねこ(E5Gamers店長)▽星野孝博(クロノス社長)▽前野茂雄(日本頭脳スポーツ協会理事長)▽丸田康司(すごろくや店主)▽渡辺範明(ドロッセルマイヤーズボードゲームマート店長)

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