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マネー研究所
もうかる家計のつくり方

使いすぎに歯止め お金がたまる現金フロー主義家計再生コンサルタント 横山光昭

2013/3/25

もうかる家計のつくり方

「食費や娯楽費、生活日用品にお金を使いすぎてしまい、家計は毎月綱渡りなんです」。千葉県にお住まいの主婦Bさん(34)からこんな相談を受けました。「使いすぎ」もけっこう重症で、ちょっと貯蓄ができると「たまったからいいや」と安心して使ってしまうし、それを補おうと自らパートで働いても「収入が増えたぶん遊んだり、外食したりして結局使ってしまう」始末。それで家計が苦しくなれば無駄遣いを抑えようと思うのが普通ですが、Bさんは「クレジットカードがあるから何とかなる、と思って使ってしまう」というのです。

これは、お金の使い方にしっかり歯止めを利かせる必要があると思いました。Bさんに限ったことではないのですが、家計のやりくりが苦しくなると、ついクレジットカードを利用してしまう人は多いのです。

確かにクレジットカードは便利ですし、支払額に応じたポイントがつくなどお得に買い物ができるメリットもあるため、クレジットカード自体を否定するつもりはありません。その半面、収入以上に使いすぎてしまったり、引き落としの時期が分かりにくくなったりする落とし穴もあります。だからBさんのような使い方をして家計を悪化させている人に対しては、所有することに反対せざるを得ませんし、今後のために使うべきではないと思います。

行動経済学でも実証されていますが、遠い未来の選択については考えて我慢できるのに対し、近い将来や目の前にある実現可能な誘惑となると正しい判断ができなくなりがちです。こうしたことを総合的にとらえ、自分はクレジットカードとどう付き合うべきなのかを考えてみる必要があるのではないでしょうか。

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