老後の格差は固定する だから今から備えを受け身ではムリ 20代のバラ色老後(3)

バラ色老後の作り方について本連載は考えていますが、私の基本的な考え方は「自分の老後は自分でバラ色にする!」というものです。他人任せではなく、また過剰な不信で無気力になるのでもなく、きちんと現実的に自分の老後を考えていくための方法をお伝えしたいと考えています。

がむしゃらに駆け抜ける人生のラストシーンは?

「自分の頭で自分で考え、自分で行動する」というのはとても大事なことです。恋愛をするにしても結婚をするにしても家を買うにしても、誰もが自分で決めて行動していると思います(もちろん、流れや勢いに乗ることもあるでしょうが)。

後悔しないためにも、自分で決心して実行することはとても重要です。今の時代は「自己責任」が問われます。特にお金の問題について、後から「聞いてませんでした」「知りませんでした」という言い訳は通用しません(金融機関がウソをついていたり説明すべき事項を説明していない場合は別ですが)。

そして、自分で考え、自分で行動すべきことのひとつに「老後の準備」があります。たとえ20代であっても、自分の将来のことも考え、自分で備えていく計画性が求められているのです。

「いやいや、人生は目の前のことだけを考え、がむしゃらに駆け抜けていくのがカッコいいんじゃないの?」と思う人もいるかもしれません。

しかしそういう感覚はバブル世代より上の人たちのものであり、20代の人生設計向きではありません。団塊ジュニア以降、就職氷河期世代は、ただ勢いに任せてがむしゃらに駆け抜けて、うまくいくような時代ではないのです。

成熟した社会において、人生は先の先まで見据えたうえで、駆け抜けていくべきだと思います。

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